横浜流星主演映画「いなくなれ、群青」が9月6日(金)より全国ロードショー。
小林武史がプロデュースを手掛け、
Salyuが歌唱を担当した主題歌「僕らの出会った場所」が試聴できる予告編がYouTubeにて公開されています。
「いなくなれ、群青」は、大学文芸員が選ぶ〈第8回大学読書人大賞〉や、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位などを獲得した
河野 裕の同名ミステリー小説を実写化した映画。新鋭の柳 明菜が監督を務め、悲観的な主人公・七草役を横浜流星、七草の幼馴染・真辺由宇役を
飯豊まりえがそれぞれ演じるほか、
黒羽麻璃央、
矢作穂香、
松岡広大、
松本妃代、
中村里帆らが共演に名を連ねています。
美しいバイオリンの音色と、横浜演じる七草の詩的な独白から始まる予告編では、それぞれが胸に突き刺さるような登場人物のセリフの一つひとつや、「やがて明かされる真相は、青春の残酷な現実を突きつける」というラストの言葉の意味を考えずにはいられない映像に、Salyuの強く心に響く歌声が、映画の舞台、階段島での七草たちの青春の物語を壮大に美しく彩っています。
主題歌について小林武史は、「透明だけど濁っている、そんな曲をイメージしていました。Salyuの肉体の内部から宇宙感まで感じさせる歌唱は、やはり彼女しかできないダイナミズムのある表現だと思います」とコメント。また主演の横浜流星は「作品の世界観、空気感を大切にし、映画の内容に寄り添ってくれている素敵な曲です」、監督の柳 明菜は「この曲は、七草・真辺2人の関係、そして映画を、私を、とても深い場所へと導いてくださいました」とそれぞれメッセージを寄せています。
やり切れないなと思う日常の隙間に非日常への扉が隠されている。そこに向かうことは必ずしも逃避ではなく、この世界の有り様を組み立て直すことにつながっていくのではないか。そんなことをこの映画のラフ編を見た後で妄想しながら、監督の映画への想いに共感していきました。透明だけど濁っている、そんな曲をイメージしていました。Salyuの肉体の内部から宇宙感まで感じさせる歌唱は、やはり彼女しかできないダイナミズムのある表現だと思います。――主題歌プロデュサー 小林武史作品の世界観、空気感を大切にし、映画の内容に寄り添ってくれている素敵な曲です。
物語に最高の余韻を与えてくれます。是非、余韻にどっぷりと浸って欲しいです。――主演 横浜流星この曲は、七草・真辺2人の関係、そして映画を、私を、とても深い場所へと導いてくださいました。
出会いと別れ、それを、偶然でも奇跡でも運命でもなく、生命体に刻み込まれた営みのように……。
自分の体の奥ではずっと何かが振動し、一点を目指し続けている。
それはとてもリアルな感覚。何を捨てたとしても。
日々、色々なことがあるけれど、全て、あなたに出会う場所へ向かう旅路なのかもしれません。――監督 柳 明菜 ©河野裕/新潮社 © 2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会