1996年、
バッハの「無伴奏チェロ組曲」を収めたアルバム『CELLO SUITES』に始まった
清水靖晃の“バッハ×サックス×空間”の三角関係コンセプト。リリースからおよそ20年もの時を経て、清水が温め続けてきたというバッハ「ゴルトベルク変奏曲」を収録したアルバム、清水靖晃&サキソフォネッツによる
『Goldberg Variations』(AVCL-25869 3,000円 + 税)が4月15日(水)ついにリリースされます!
本作で奏でられる「ゴルトベルク変奏曲」は、清水編曲による5本のサックスと4本のコントラバスという斬新な編成。すみだトリフォニーホール委嘱作品として初演されました。それから現在まで清水はさらに編曲に変化を加え、またリハーサルを重ねて完成したのが今回のアルバムです。録音場所に選ばれたのは岐阜のサラマンカホール。ホールの空間をサキソフォネッツの振動を伝える楽器として捉え、じっくりと時間をかけた録音が行なわれました。
そして5月24日(日)には、東京・東京オペラシティ コンサートホールでアルバム発売記念公演も予定。9人の演奏から放たれた音が絡み合い、ある時はぶつかり合って変容する空間が生み出されます。バロック好きもコンテンポラリー好きもサックス好きも、楽しめること間違いなし!お聴きのがしなく。