世界的ヴァイオリニストとして活躍する庄司紗矢香が、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と録音したニュー・アルバム『プロコフィエフ：ヴァイオリン協奏曲第1番・第2番』（UCCG-1647 2800円 + 税）が1月22日にリリースされます。

　プロコフィエフの2曲の協奏曲は、庄司が長年かけて磨き上げてきた作品。輝かしい歴史と伝統を今に伝えるロシアのトップ・オーケストラと、その音楽監督を四半世紀にわたって務める巨匠テミルカーノフという最高のパートナーを得て、今回、遂に録音が実現しました。

　2001年以降、数えきれないほどの共演を重ね、庄司にとっては人間的にも文化的にも師のような存在であるテミルカーノフ。その信頼関係は、2013年12月にサンクトペテルブルクで行なわれたテミルカーノフの75歳記念ガラ・コンサートに、ユーリ・バシュメット、ナタリア・グートマン、エフゲニー・キーシン、ヴァディム・レーピンらビッグネームが並ぶ参加ソリストの中、庄司が唯一ロシア系以外で名を連ねていたことからも明らかです。

　1月末には、このコンビによる来日ツアーも予定されており、そちらも楽しみです！