日韓合同オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』から誕生したユニット・sisが、3月2日に東京・天王洲アイルKIWAで初のワンマン・ライヴを開催。昨年12月にリリースした韓国トロットのカヴァー曲「愛のバッテリー」や、2月にリリースしたミニ・アルバムから各メンバーのソロ曲を初披露するなど、全14曲を熱唱しました。

　「世界のヴィンテージソングを歌い継ぐ」ことをグループのコンセプトとしている通り、「真夜中のドア」や「青い珊瑚礁」などの80年代のシティ・ポップ、歌謡曲に加え、「Dancing Queen」「The Rose」といった洋楽のヒット曲を織り交ぜたセットリストで、満席の客席を大いに盛り上げました。この日は韓国からの熱心なファンも多数集まっており、韓国語の合いの手や声援も多く飛び交っていました。

　リーダーのMAKOTO.は「オーディションが終わった1年前にこの景色は想像できませんでした。あきらめずに歯を食いしばりながら続けてきてよかった」と涙ながらに語っています。

　また、ライヴ中盤では、2010年にリリースされた韓国トロットの名曲「愛の呼び鈴」の日本語カヴァー「DING DONGください」を初披露し、4月に配信リリースすることを発表。「愛のバッテリー」に続いて2作連続の韓国トロット曲の日本語カヴァーとなり、デビュー曲同様ヒャダインこと前山田健一がプロデュースを担当します。