俳優、映画監督、コメディアンなど、各方面で多彩な活躍を続ける
竹中直人が、シンガーとして14年ぶりにリリースするニュー・アルバム
『竹中直人のオレンジ気分』(7月20日発売)の全収録内容が判明しました。
神奈川・逗子海岸に近いカフェ兼スタジオで行なわれたライヴ・レコーディングでは、
RCサクセション、
フィッシュマンズをはじめ、竹中が敬愛するアーティストたちのラヴ・ソングを、「大好きなミュージシャン」と一緒に収録していましたが、さらに、スペシャルなセッションとして、
スチャダラパーの
BOSE(MC)、
AFRA(Human Beat Box)を迎えて、竹中が憧れの存在という
加山雄三の「恋は紅いバラ」もレコーディングされました。この他、竹中が監督として2005年に映画化した「サヨナラCOLOR」(同名主題歌 / オリジナル:
SUPER BUTTER DOG)、同じく監督としてPVを撮影した「ハミングバード」(オリジナル:
斉藤和義)も含む、全10曲の収録内容が明らかになっています。
さらに、アルバム発売に先駆けて開設されたYouTubeチャンネル「竹中直人のオレンジ気分」では、本日より、第2弾ムービーとして、逗子シネマアミーゴで行なわれたスタジオ・ライヴ・セッションの模様が公開されています。
特筆すべきは、レコーディング本番OKテイクの映像を、一切の編集なしのノーカット版で視聴できること(監督&撮影:
中野裕之)。曲は、RCサクセションの「いい事ばかりはありゃしない」と「忙しすぎたから」。いずれも、竹中が長く歌い続けている名曲であり、緊張感みなぎる演奏とともに、情感のこもった歌声を聴かせてくれます。
アルバムのレコーディングが、「一曲一曲すべてが一発本番!」で行われたことが臨場感を伴い伝わってくるこの映像はまさに必見です。なお、このムービーは、YouTube限定で公開されるメイキング映像で、中野裕之監督により完成されたビデオ・クリップが、アルバム初回盤の特典DVDに収録されるので、そちらも要チェックです。