菊地成孔ダブ・セプテットや
DCPRGなどでも先鋭的な演奏を聴かせる
坪口昌恭のエレクトロ・ジャズ・ユニット、
東京ザヴィヌルバッハ・スペシャルが最新作
『Change Gravity』のレコーディング・メンバー、
類家心平(tp)、宮嶋洋輔(g)、
織原良次(b)、石若駿(ds)という最強の布陣とともに8月7日(木)神奈川 モーション・ブルー・ヨコハマに登場します。
“M”と呼ばれる音楽ソフトを駆使して、アフロ・ポリリズムとエレクトロニック・サウンドを創出し、それをベースにインプロヴィゼーションを乗せる“機械vs人間”という構造を鮮やかに描いてみせる東京ザヴィヌルバッハ。これまでに9枚のアルバムを発表し、2010年からは坪口のソロ・ユニットにシフト。2012年に発表した
『アフロディータ』では多重録音を駆使し、そのすべてを坪口ひとりで作り上げるなど、アバンギャルドとオーソドックスを行き来する絶妙なバランス感覚でこれまで常にシーンの先鋭を進んできました。さらに最新作『Change Gravity』ではエレクトロニックを人力に回帰。“ズレ”から生じる重力をグルーヴへと変えながら、コンピュータで奏でるよりもソリッドな演奏に仕上げるという超人業を成し遂げました。さらに、10月には第2弾のアルバムも予定されています。
人力はテクノロジーを凌駕するのか、その答えは横浜のステージで!