Travis Japanが2025年8月より開催していたアジア・アメリカをめぐるワールド・ツアー〈Travis Japan World Tour 2025 VIIsual〉が、9月27日、タイ・バンコク・Thunder Dome, Muang Thong Thani公演でファイナルを迎えました。
本公演では、「Crazy Crazy」や「BO$$Y」の人気曲に加え、バンコク公演のみとなる「DRIVIN' ME CRAZY」「"Dance With Me 〜Lesson1〜"」「PARTY UP LIKE CRAZY」、そして本ツアーで初披露となる「Unique Tiger」もパフォーマンス。大歓声とともに、5都市で計15,000人を動員したツアーの幕を閉じました。
[ライヴ・レポート] 2025年8月より、アジア・アメリカをめぐるワールドツアー「Travis Japan World Tour 2025 VIIsual」を開催していたTravis Japan。
ニューヨークから始まった自身2度目となるワールドツアーが9月27日、バンコク、Thunder Dome, Muang Thong Thaniで行われた公演を最後に、5都市にて計15,000人を動員して幕を閉じた。
9月からはじまったアジア公演は全て(台北、香港、バンコク)ソールドアウト。約1年ぶりのカムバックとなったバンコクでは、開演前からトラジャ!のコールが。“Travis Japan World Tour 2025 VIIsual FINAL”とLEDスクリーンに映し出された文字をきっかけに歓声が一際大きくなり、学ラン風の衣装に身を包んだメンバーが登場。「Let’s get started!」という松田元太の声がけとともに、『Crazy Crazy (English ver.)』のパフォーマンスでライブをスタート。花道を渡りセンターステージに出てきたメンバーは、続いてライブの定番曲である『Love Tag』をパフォーマンスしたのち「Are you ready to get fired up Bangkok? Make some noise!!!」という中村海人の煽りと共に、『LEVEL UP』のダンスを披露し会場を魅了した。
続いて攻撃的なBO$$Y(Remix ver.)のダンスで会場をさらに盛り上げると、パフォーマンスのラストでは“Let’s enjoy our show tonight!”という熱い宮近海斗の掛け声が。
楽曲が終わるとステージ面には今ワールドツアーで初めてトラッコが一列に並んで登場し、一際の歓声と共に楽曲は『DRIVIN’ ME CRAZY』へ。ツアーTシャツに着替えたメンバーはトラッコに乗って会場を大きく横断し客席後方へと移動し、トラッコを降りて後方のステージへ駆け上がる。客席後方のファンへ「サワディーカーップ(こんにちは)」とタイ語で改めて挨拶をしたのち、『Dance With Me 〜Lesson 1〜』で明るく楽しく客席を盛り上げる。『Underdogs』で再度トラッコに乗って今度はステージ前方へ。ツアータオルを振り回しながら客席をさらに盛り上げていく。メインステージに戻ったメンバーは『Would You Like One?』をパフォーマンスし、彼ららしいノリの良さで会場を盛り上げていく。曲の最後ではまたセンターステージに走っていき全員で決めポーズ。
MCパートでは、「Are you guys haiving fun??(楽しんでる?)」と中村が観客に問いかけた後、「Just Dance Together! We are Travis Japan!」と改めて全員で自己紹介をすると川島如恵留が「ソールドアウトありがとう!」、七五三掛龍也も「思った以上に会場大きいね!!」と続き松倉海斗も「We love here,4回目のタイランドです!」。中村はみんなで乾杯したいけど、乾杯ってなんていうの??と教えて!」と現地のファンにタイ語を確認。難しいタイ語は聞き取れなかったが、「後でタイ語は確認するから今は日本語で乾杯しようか!」と宮近が、「みんな、ボトルを片手に!Thudner Domeに来れたことは当たり前じゃないよ。みんな健やかに、いられたからだよ」という温かいメッセージ、そして独特のギャグと共に観客と乾杯。
続いてSNSに載せる用の動画を撮影するから『Woud you like One?』のファンコールをみんなで練習しようと声をかけ、観客とファンコールの動画を撮影し盛り上がる。松田はみんなファンコールをしている時の姿が「ナーラックマイワイ!」(可愛すぎてたまらない)、
吉澤閑也も「トイレはどこですか?という大事なタイ語は覚えてホテルで通じた!」。
七五三掛もタイのファンのみなさん、「ジャ・ユッド・ナラック・ギー・モーン」(一体いつ可愛くなるのをやめてくれるの?)、松倉も「クン・クー・ダォン・コーン・ポ」(君は僕の流れ星だよ)とそれぞれ覚えたタイ語を披露し観客と盛り上がる。改めて観客と写真撮影をしたのちに、次はバースデーソングです!という吉澤の掛け声と共にHBDを披露。
センターステージに置かれた椅子に座りながら続いて披露したのは『Okie Dokie! (Acoustic ver.)』。しっとりと会場を一つにしたのちに、続いて『Say I do』をパフォーマンス。曲終わりに松倉のラップと共に始まったのは『Fireflies』。クールでグルーヴィーな印象を残し、パフォーマンスの振り幅を見せたのちに、ゴールドの衣装に身を包んだメンバーが、スペシャルコラボレーターである“D maniac Studio”、“Bloc D”という現地のダンスチーム2組と共にステージに登場。『TJ Remix』に乗せてバチバチのダンスを披露し、会場を沸かせた。
パフォーマンス終了後には、参加チームのメンバーから「こんなに素敵なグループと踊れて幸せです、またタイに来てください」というコメントも寄せられ、会場は熱くも温かい歓声に包まれた。
ライブはいよいよ終盤へ。「もっと騒げますか?」という七五三掛の煽りに続いて、ダークな魅力の『Thrill』を披露。和楽器のサウンド共にスタートしたのはなんと『99 PERCENT』の和楽器アレンジバーション。メンバーは連獅子を思わせる白い被り物を被ってのパフォーマンス。尺八のサウンド共にパフォーマンスは最高潮に。その後現れたのは上半身裸で静寂の中太鼓を叩く松田元太。汗がほとばしる太鼓のシーンののちに『VOLCANO』のパフォーマンスが始まり太鼓のサウンドともに楽曲のタイトルそのままに熱い温度感で舞うメンバー。クライマックスでは赤い紙吹雪が舞い、本ライブの中での最も印象的なシーンの一つに。
会場の盛り上がりそのままにパフォーマンスは『BO$$Y』続き、ライブのクライマックスへ向かっていく。ラストを「We are TJ!」という中村の叫び声とともに締めくくり、「This is our show from Japan! We are Travis Japan!」という宮近のメッセージと共にメンバーは一度舞台から去っていく。
トラジャ!トラジャ!のアンコール掛け声のコールに答えステージに戻ったメンバーはグループの代表曲の一つ、『My Dreamy Hollywood』をパフォーマンス。再び登場したトラッコに乗り、『Party Up Like Crazy』の楽曲に合わせて、再度客席後方のステージへ。客席に手を振りながら再びトラッコにまたがって、今度はデビュー曲、『JUST DANCE!』に合わせて客席前方へ。集まった観客たちと目を合わせてコミュニケーションを撮りながらメインステージに戻ると「Thank you so much! can we come back here?」という宮近の呼びかけ、そして「I say something, you say 賛成!」の後に続いた、「賛成!」の大団円でライブを終了。
終演後の場内アナウンスが流れた後も鳴り止まないトラジャ!の掛け声に応える形で再びステージに戻ったメンバーは「みんなありがとう!!終わりたくないよね!何して欲しい?」と川島が観客に問いかけ、「Please let us hear your voice! Make some noise! We have one more song!」(声を聴かせて!もっと!もう一曲あるんだよ!)と実はもう1曲用意している旨を伝え、本ツアーで初めて披露する『Unique Tiger』のパフォーマンスがスタート。観客の大きな歓声と共に、ツアー最高潮の盛り上がりを見せたのち、メインステージに戻り一列に並んだメンバーを宮近が代表し、「Travis Japan最後まで最高の時間を皆さんと味わいました。今年のワールドツアーは終わってしまいましたが、まだまだ成長して最高のエンターテインメントを日本から世界へ届けたいと思いますので、みなさん楽しみに待っていてください。では“I say ありがとう! You say どういたしまして!”」と締めくくり、「どういたしまして〜!」という大きい観客の歓声と共に「See you soon!」と口々に声をかけながら舞台を後にするメンバー。中村の「キットゥン・フェーンタイ・クラップ」(タイが恋しいよ)というメッセージに一際大きな歓声があがり、ツアーの最終公演のクロージングとなった。
