アルバム・デビューから約8年間を経て、いまや世界的に高い評価と支持を受けるニューヨークの5人組いぶし銀ロック・バンド、
ザ・ウォークメン(The Walkmen)。本年ベスト・アルバムとの呼び声も高い、バンド史上最高傑作
『リスボン』が本日11月24日(水)に日本発売されました!
NYガレージ・シーン真っ盛りの2002年にデビューし、オルガンを大胆にフィーチャーしたその独特のアンニュイなロック・サウンドで一躍インディ・シーンの第一線に躍り出たザ・ウォークメン。その後アルバムを重ねるごとに、そのサウンドはより温かく、深みあるものへと進化を遂げ、2000年代のニューヨーク・シーンの屋台骨として着実に評価と人気を高めてきた彼ら。そして2008年、通算5作目となる前作『You & Me』を発表すると、ピッチフォークやザ・ガーディアンなどの有力メディアから大絶賛を浴び、世界的ブレイクを果たしました。
そんな彼らが、クリス・ゼーン(レ・サヴィ・ファブ他)とジョン・コングレトン(セント・ヴィンセント他)という二人の敏腕プロデューサーを迎え、2年間の制作期間を経て完成させたのが、本作『リスボン』。タイトルが示すとおり、ポルトガルの街リスボンへの旅に多大にインスパイアされたというこの作品は、初期エルヴィス・プレスリーやサン・レコ―ドからの影響を伺わせるヴィンテージ感溢れるサウンド・プロダクションと哀愁溢れるオルガンとホーンの調べ、ハ
ミルトンのヴァリトン・ヴォイスと疾走するギターがパーフェクトなバランスで絡みあい、まさにザ・ウォークメン最高傑作と呼べる仕上がりに!
流行りに流されることなく独自の道を歩んできた彼らにはミュージシャンのファンも多く、ザ・ウォークメンの前身バンドであるジョナサン・ファイア・イーターから強い影響を受けた
ザ・ストロークスはもちろん、
ヴァンパイア・ウィークエンド(フロントマンのエズラは、ザ・ウォークメンのインターンをするほどの大ファンだったとか)や
ザ・ナショナルといった、現在のニューヨークを代表する人気バンドも、彼らへの賞賛を惜しまないほど。ザ・ナショナルのヴォーカリスト、マット・バーニンガーは、本作に以下のコメントを寄せてくれました。
「ザ・ウォークメンは、他の誰でもなく“ザ・ウォークメン”なんだ。彼らの曲は、複雑で感情的な日々のあれこれをカタルシス的に受け入れてくれる。 『リスボン』は素晴らしい作品だよ」---- マット・バーニンガー(ザ・ナショナル)
9月の海外発売以来、世界中で絶賛を浴びている本作『リスボン』。2010年USシーンを代表する傑作アルバムは本当に聴き逃せません!
※発売中
ザ・ウォークメン
『リスボン』(HSE-60056 税込2,490円)
[収録曲]
01. Juveniles
02. Angela Surf City
03. Follow The Leader
04. Blue As Your Blood
05. Stranded
06. Victory
07. All My Great Designs
08. Woe Is Me
09. Torch Song
10. While I Shovel The Snow
11. Lisbon
12. All Black and White※
13. Grateful※
14. Orange Sunday※
15. Paper House※
※日本盤ボーナス・トラック