透明感がありながらもスモーキーな歌声で注目を集め、国内外、特に台湾でのファン層を拡大する日本人ミュージック・コレクティブ“
XinU ”(読み: シンユウ)が、台湾の人気アーティストDJ Didilong(読み: ディージェイディディロング)の新曲「Monday Afternoon」(読み: マンデーアフタヌーン)で台北と東京を結ぶコラボレーションを実現。8月25日(月)に配信がスタートしました。
本楽曲は、異なる文化や言語を持つ2人のアーティストによって展開されていく、80Sポップをイメージさせる、どこか懐かしくも爽快なサウンドに織りなす軽快なラップが心地いい楽曲となっています。
週末明けの憂鬱な月曜日の午後をどう過ごすか――そんな視点から生まれた本作。歌詞には、台湾語と日本語が自然に共存しており、異なる言語を用いながらも、共通して日常生活の中の「ポジティブな気持ち」や「ささやかな希望」が表現されています。
XinUは、「週末明けの月曜午後は、どこか憂鬱になりがちですが、誰もが少なからず苦手なことや避けたいことを抱えているもの。けれど、日常の小さな幸せに気づくことができれば、それを乗り越えられるはずです」と語り、「この曲が少しでもリスナーの心を軽くするきっかけになれば嬉しい」と思いを明かしました。
また、DJ Didilongは、「気持ちが沈んだときでも、人生にはまだまだ期待できる素敵なことがあると、この曲が思い出させてくれれば」と述べ、XinUは「たとえ“ブルーマンデー”のような憂鬱な時間があっても、音楽とともに乗り越えましょう!イーチーヤオバイ(一緒に揺れよう)!」と呼びかけています。
楽曲制作は、XinUが台北を訪れ、DJ Didilongとともにスタジオセッションを行いスタート。DJ Didilongのオリジナルデモを基盤としながら、XinUのプロデューサーであるM-Swift(松下昇平)とギタリスト庄司陽太が制作に参加。シンセサイザーの旋律と安定感のあるリズムセクションを加え、Soul、Hip-Hop、Jazz、Rockといったジャンルを融合した、個性豊かなサウンドを構築。XinUは、DJ Didilongのデモに含まれていたシンセのイントロが「非常にアジア的な響きがあり、制作のインスピレーション源となった」と語り、当初の要素を大切に残し制作されました。
楽曲タイトルは、XinUとDJ Didilongが台北にて初めて対面し、月曜の午後に共作を始めたことから、そのまま「Monday Afternoon」と名付け、両者の歌詞のインスピレーションになっています。
また、XinUは、「彼のレコーディング中の即興的な台湾語ラップには強い感銘を受けた」とも語り、一方DJ Didilongは「彼女のライブを台北で拝見し、その芯のある声と優しさに圧倒され、すっかりファンになりました」と互いにその魅力を語っています。
4月に台北市で開催された野外音楽フェス〈NEON OASIS〉に出演したXinUのステージにはDJ Didilongがゲスト出演し、「Monday Afternoon」を初披露。リリース前の新曲にもかかわらずオーディエンスの熱量は一気に高まり、大きな盛り上がりを見せリリースが待ち望まれていました。
リリース日である8月25日20:00には、その〈NEON OASIS〉での2人のパフォーマンスを収めたライヴ映像がXinUのオフィシャルYouTubeチャンネルにてプレミア公開されます。
[コメント] DJ Didilongさんと創作したあの午後は、とてもリラックスしつつ、何かが始まりそうなワクワクした空気に包まれていました。その雰囲気が楽曲全体に強く影響しました。週末明けの月曜午後は、どこか憂鬱になりがちですが、誰もが少なからず苦手なことや避けたいことを抱えているもの。けれど、日常の小さな幸せに気づくことができれば、それを乗り越えられるはずです。この曲が少しでもリスナーの心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。 ――XinU VIDEO