「Fly me to the moon」という曲は1954年に作られたジャズのスタンダード・ナンバーのひとつ。元々は「In Other Words」というタイトルでワルツとして作られた曲を、ボサ・ノヴァに風にアレンジして生まれた曲なんだそうです。
この『エヴァンゲリオン』のエンディング・テーマとして使われている「Fly me to the moon」は放映される回ごとにヴァージョンが違っていて、それはその日のストーリーの内容によっても微妙に変えているのだとか。さすが圧倒的な人気を誇るアニメだけに作品に対する心遣いも非常に細やかです。シングルとしてリリースされたCLAIREさんが歌っているもの以外にも、主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌った高橋洋子さんや林原めぐみさん(レイ)、宮村優子(アスカ)さんなどなど、アレンジ違いも含めたくさんのヴァージョンがありますので、試聴できる
「ミュージックODN」のサイトなどで聴き比べてみてください(「ミュージックODN」→「KING RECORD」→「新世紀エヴァンゲリオン特集」)。今回はオリジナル・サウンドトラックとして11ヴァージョンもの「Fly me to the moon」が収録されている『新世紀エヴァンゲリオン3』までをご紹介。実はこちらで取り上げたCD以外にもいろいろあるのですが・・・・・・今回はこれでお許しください。(スミマセン)