ヨーロッパの古楽シーンの第一線で活躍する日本人演奏家が集まって結成された
アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア(Ensemble Ricreation d'Arcadia)の1stアルバム
『ジャン=マリー・ルクレールの肖像』(ALCD-1134 税込2,940円)が3月7日にリリースされます。
イタリアのボンポルティ国際古楽コンクール第1位、聴衆賞、ORF(オーストリア国営放送)録音賞受賞を皮切りに、ヨーロッパのさまざまな音楽祭で圧倒的な支持を得、近年では国内古楽界でも飛ぶ鳥を落とす勢いのアンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア。メンバーの
懸田貴嗣(チェロ)と
渡邊 孝(チェンバロ)によるアルバム
『ランゼッティ:チェロ・ソナタ集』(ALCD-1131)は昨年末に第67回文化庁芸術祭優秀賞を受賞し、話題になりました。
“Ricreation d'Arcadia”の名の通り“理想郷での楽しみ”を信条とし、とくにバロック・古典派初期のトリオ・ソナタなどの室内楽作品を得意とする彼らが、今作では18世紀ヴァイオリン音楽の雄ルクレール(1697-1764)の“美のアルカディア(理想郷)”に迫ります。
緻密・奔放・優美、そして愉悦……フランス・バロックの魅力がこの一枚に!
※2013年3月7日(木)発売
アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア
『ジャン=マリー・ルクレールの肖像』(ALCD-1134 税込2,940円)
[収録曲]
ルクレール:
01. 序曲第2番ニ長調
02. 2つのヴァイオリンのためのソナタ第6番 変ロ長調op.12-6
03. トリオ・ソナタ第4番ヘ長調op.4-4
04. ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調op.1-8
05. 音楽の気晴らし第1集ニ長調
[演奏者]
アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア
[録音]
2012年2月21〜23日 彩の国さいたま芸術劇場