back number楽曲提供による
Uruの新曲「傍らにて月夜」が、2026年1月30日(金)公開の映画『クスノキの番人』主題歌を担当することが決定。あわせて、1月19日(月)に先行配信、28日(水)にシングルとしてリリースされることが発表されています。
映画『クスノキの番人』は、2020年に書き下ろされ、累計100万部を突破した
東野圭吾の小説『クスノキの番人』(実業之日本社文庫刊)が原作で、多くのメディア化が行われた東野圭吾作品の中で今回初めてアニメ化されることが決定したファンタジー小説。監督は、『ソードアート・オンライン』、『僕だけがいない街』、『HELLO WORLD』で幅広い層から支持を集めた
伊藤智彦。脚本には『ハイキュー!!』シリーズで原作の魅力を見事に翻案してきた岸本卓を迎え、数々のヒット作を世に送り出してきたA-1 Picturesが制作を担当します。
不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗が、“その木に祈れば願いが叶う”と伝えられるミステリアスなクスノキの番人となる物語で、やがてその謎は、玲斗の人生をも巻き込みながら、彼を思いもよらぬ真実へと導いていきます。
主人公・直井玲斗を長編アニメーション映画初主演となる
高橋文哉、そして物語のカギを握る玲斗の伯母・柳澤千舟を
天海祐希が演じ、
齋藤飛鳥、
宮世琉弥、
大沢たかおら実力派キャストや声優陣が勢揃いすることでも大きな話題を呼んでいます。
本作の主題歌「傍らにて月夜」は、作詞 / 作曲を清水依与吏が手掛け、back numberが編曲を手掛けた全面プロデュース曲。back number が楽曲提供及びプロデュースを担当をするのは2021年の
BTS以来、女性アーティストとしては初となります。
Uruはデビュー以前に back numberのカヴァーをYouTube上で発表しており、その動画をきっかけに現在のマネジメントへの所属やメジャー・デビューが決定した経緯があり、今回の楽曲は約10年の時を経て実現した特別なものとなっています。楽曲に関して、主題歌を歌唱したUruは「『クスノキの番人』の主題歌を歌わせていただけることになり、以前から拝読していた東野圭吾先生の作品であるということと、それをback numberさんに楽曲提供していただけるという、二つの喜びで胸が弾けました。人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの〈傍らにて月夜〉を通して改めて受け取った気がします」とコメント。back numberからは、清水依与吏が「『クスノキの番人』という作品に、僕自身が想像しうる最良の形で関わらせていただけて本当に嬉しいです。back numberからメロディー、言葉、演奏という形で受け取った野暮な願いを、Uruちゃんが深く響かせつつ軽やかに歌い上げてくれたことで、アニメーションとしての『クスノキの番人』に重要な一色を添えられたのではないかな、添えられてたらいいな、と思っています。」と、コメントを寄せています。
また、このたびの情報公開とともに、主題歌一部が使用された予告映像がアニプレックスのYouTubeチャンネルにて12月19日(金)に公開。本映像では、運任せで孤独に生きていた主人公・玲斗が、伯母・千舟と出会い“クスノキの番人”の仕事と出会う人々を通して成長していく様子、そして玲斗に“クスノキの番人”を命じた、本作のカギを握る伯母・千舟の「秘密」が垣間見えます。千舟が玲斗に“クスノキの番人”を命じた本当の理由とは――。“番人”となった玲斗が、仕事を通じて見つけたものは。映画の公開と楽曲のリリースが待ち遠しくなる本予告映像に仕上がっています。
さらに、楽曲の配信ジャケット、CDジャケットのアートワークも公開。玲斗とクスノキが印象的な映画のティザー・ヴィジュアルを使用したものとなっています。加えて、配信予約とCD予約もスタート。各ショップの購入特典も発表されており、Amazonではメガジャケ、アニメイトではポストカード、楽天ブックスではアクリルコースター、セブンネットではアクリルチャーム、応援店ではB3ポスターが先着でプレゼントされます。
2025年は、『「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」新CMソング』の「春 〜Destiny〜」、映画『おいしくて泣くとき』主題歌「フィ
ラメント」、TBS系金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』主題歌「Never ends」、映画『雪風 YUKIKAZE』主題歌「手紙」、現在オンエア中のTVアニメ『永久のユウグレ』オープニング・テーマ「プラットフォーム」と、5曲のシングルを発表したUru。2026年6月でメジャー・デビュー10周年を迎えるメモリアルなタイミングで新曲「傍らにて月夜」のリリースが発表され、さらなるインフォメーションにも期待が高まります。
[コメント]『クスノキの番人』の主題歌を歌わせていただけることになり、以前から拝読していた東野圭吾先生の作品であるということと、それをback numberさんに楽曲提供していただけるという、二つの喜びで胸が弾けました。
この作品の主人公である玲斗の生き方や、人としての成長のようなものを自分自身にも投影することで良い刺激をいただくこともでき、依与吏さんが作ってくださった素敵な曲と歌詞に、それをそのまま吹き込もうと思いながら歌わせていただきました。
人の感情は文字や言葉では伝えきれない部分がありますが、それをこの作品とこの「傍らにて月夜」を通して改めて受け取った気がします。
聴いてくださった方が、心に浮かんだ感情をそっくりそのまま大切にしたいと思えるような歌が歌えていたら良いなと思います。――Uru生きれば生きるほど
生きるのが難しくなるのは
なんでなんだ?
と文句垂れながらも道を探す背中に、そっと手を添えてくれた『クスノキの番人』という作品に、僕自身が想像しうる最良の形で関わらせていただけて本当に嬉しいです。
back numberからメロディー、言葉、演奏という形で受け取った野暮な願いを、Uruちゃんが深く響かせつつ軽やかに歌い上げてくれたことで、アニメーションとしての『クスノキの番人』に重要な一色を添えられたのではないかな、添えられてたらいいな、と思っています。――清水依与吏(back number)back numberさんの楽曲カバー動画がデビューのきっかけにもなったというUruさんが彼らの楽曲で歌うというプランを聞いた時、『クスノキの番人』のテーマとも被るような気がしました。
「多幸感を持って映画館を出て欲しい」と言う話を清水依与吏さんにお伝えしたような覚えがあります。back numberのサウンドにUruさんの歌声が加わることで、非日常感が増し、夜空に浮かぶ月のように映画全体を優しく包み込んでくれるような印象を持ちました。
同時に、実家に電話しよっかな…という気持ちにも。自分にとって、そんな曲なのだと思います。――伊藤智彦©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会