マルチクリエイティブ・ユニット“tonari no Hanako”が、10月12日（木）にメジャー・デビュー1周年を記念したライヴ〈あなたのとなりvol.1 〜金木犀の咲く頃に〜 supported by NeoMe〉を東京・渋谷 TOKIO TOKYOにて開催しました。

　このライヴは、荒巻勇仁、GOOD BYE APRILの2組を迎えた対バン形式で行われました。メンバーが敬愛する2組によって熱量の上がった会場で、VJ sobueの映像に乗せてスタートしたtonari no Hanakoのライヴは、インディーズ時代の楽曲から7月リリースの配信シングル「半人前の恋」まで、アンコールを含め9曲が披露されました。ライヴの終盤には、前日リリースしたばかりの新曲「金木犀の花の名を」を初披露。

　この曲は、女性のイラストを得意とするイラストレーターn°n°の描いたHanakoのイラストにsobueが動きをつけたミュージック・ビデオも公開されています。

　花の名を教えたら毎年金木犀の花が咲くたびに私を思い出す呪いをかけたという狂気的にも思いを伝えたこの季節にぴったりなラヴ・ソング。

　ameは、歌詞について「記憶とはある意味呪いだ、と思う。去りゆく人の記憶にそっと起爆装置を仕込むくらいは許してほしい。毎秋の香りと教えた花の名前が、私を思い出すトリガーとなり、永遠に貴方の中で生き続けるよう願っている。もっと言えば、思い出して恋しくなったり苦しくなったりしてくれたら本望です」と語っており、メジャー・デビュー1周年という特別な日にこの曲を歌うことで、来てくれたファンの記憶に残す呪いをかけたのかもしれません。

　さらに本公演は、ライヴ・ダイジェスト映像（「荒巻勇仁」、「GOOD BYE APRIL」、「tonari no Hanako」）に、tonari no Hanakoのヴォーカルameと、Hanako（西尾茉侑）のアフタートークを追加したスペシャル編集版をNeoMeにて独占配信されることも発表されています。ライヴに来られなかった人も、このライヴが記憶に焼きついた人にもみてもらいたいところです。