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ジャズ
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
綾戸智恵
デビュー10周年・50歳記念のアルバムはガッチリ聴かせるピアノの弾き語り
（CDジャーナル2007年11月号掲載）
デビュー10周年。今年で50歳を迎える綾戸智恵の3年ぶりとなる新録アルバムのタイトルは、そのものズバリ『fifty』である。 「ええでしょ〜、分かりやすくて〜。これまでなんもなく50歳を迎えていたら、タイトルに『fifty』と……全文を読む»
エルダー・ジャンギロフ
ジャズの自然な進化を大切にしたビッグ・サプライズ・アルバム
（CDジャーナル2007年11月号掲載）
今年ようやく20歳というキルギス出身の天才ピアノ、エルダー・ジャンギロフの第3弾『リ・イマジネーション』は、これまでとはまったく違うエレクトロニクス・サウンドが舞う、まさにビッグ・サプライズ・アルバムだ。……全文を読む»
小曽根真
もう一度自分を見つめ直した精神的な節目を飾るソロ・ピアノ
（CDジャーナル2007年10月号掲載）
�� 小曽根真の新作『FALLING IN LOVE、 AGAIN』はソロ・ピアノ作品。ソロ・ピアノは94年の『ブレイクアウト』以来、13年ぶりのこと。13年前はヴァーヴへの移籍第1作という節目の作品だったが、今度も別の意味で節目の……全文を読む»
ビル・チャーラップ
今ニューヨーカーがもっとも愛するジャズ・ピアニストの本拠地でのライヴ
（CDジャーナル2007年10月号掲載）
名門ヴィレッジ・ヴァンガードに春と秋に2週間ずつ出演。去る5月にも新興のスポット、ディジーズ・クラブ・コカ・コーラに2週間出演。長年ニューヨークを拠点に置くベテラン・ミュージシャンでも、1年のうちの6週間、自分の名……全文を読む»
グラント・スチュワート
新たなリズム・セクションとともに新たなサウンドを聴かせる
（CDジャーナル2007年10月号掲載）
ジャズの真髄を身につけようと、カナダのトロントを飛び出し、ニューヨークへ旅立ったのは19歳のとき。以来、本場で一心不乱に武者修行に明け暮れ、ジャズの創造の海原をたくましく泳いできた若武者は、今や伸び盛りの実力派テナーマンとし……全文を読む»
山中千尋
ポップでキャッチーな方向性の下、ジャズに根差した実験色強い3枚目
（CDジャーナル2007年09月号掲載）
ウッドストックの熱気をピアノ・トリオで 明るく爽快なキース・ジャレットのナンバーで始まるからといって気を抜くと、何度も痛い思いをすることになる。エレクトリック・ピアノを使う曲が増えたほか、ハモンド・オルガンにも挑戦、ス……全文を読む»
ティム・ハウザー
50年代シンガーのように情感あふれる歌　12編のラブ・ストーリーで綴る初ソロ作
（CDジャーナル2007年09月号掲載）
「アル・ヒブラー、フランク・シナトラ、ダイナ・ワシントン、トニー・ベネット……。まだ、ロックンロールがこの世にない頃、私が子ども時分に聴いていたシンガーだ。あの当時、50年代に彼らが表現したようなラブ・ソング………全文を読む»
オズ・ノイ
ジャズのギター・トリオを軸に、音楽へのオープン・スタンスをみせた3作目
（CDジャーナル2007年09月号掲載）
1972年、イスラエルのテルアビブ近郊生まれ。生年はオランダのジェシ・ヴァン・ルーラーと同じだが、13歳でプロになった早熟のキャリアは大差をつける長さ。母国の音楽シーンにお勤めするうち、可能性の天井に手が届いてしまい……全文を読む»
ロヴィーサ
「自分に制限をつけたくない」みずみずしい感触をたたえたスタンダード集でデビュー
（CDジャーナル2007年09月号掲載）
ヴィブラートが控えめのナチュラルな表現で原曲のメロディをストレートに歌う。そんなシンプルなスタイルでありながら、透明感と温かみを併せもつ声が心地よく、存在感十分のロヴィーサ。ストックホルムに生まれた彼女は父がミュージ……全文を読む»
ホーヴァル・ヴィーク
三者対等に主張するピアノ・トリオのアコースティックかつフレッシュな音楽性
（CDジャーナル2007年08月号掲載）
ノルウェー・ジャズ界のモンスター・グループ、アトミックのピアニスト、ホーヴァル・ヴィークが、自らのトリオを率いて来日を果たした。アトミックですでに彼のピアノを目撃済みだった筆者も、その変拍子を多用した独特のタイ……全文を読む»
マルガリータ・ベンクトソン
スタンダードを伴奏付きで歌いたい�'梓螻陲辰織愁蹇Ε妊咼紂失�
（CDジャーナル2007年08月号掲載）
スウェーデンを代表する5人組ア・カペラ・コーラスのザ・リアル・グループ出身。ソプラノの初代メンバーとして22年もやってくると、“出身”と呼ばれるのがピンとこないらしい。が、去年、友好の絆をそのままにグループを抜け、今年……全文を読む»
藤原大輔（quartz-head）
ジャズ、レゲエ、民族音楽“三つの領域”が生み出す新しく刺激的なグルーヴ
（CDジャーナル2007年08月号掲載）
日本のジャズ・シーンの中でも、ダンス・ミュージックに対する先鋭的なアプローチを積極的に試みているサックス奏者、藤原大輔のユニット、quartz-headの“05”の新作『quartz-head talk 05“re-gions”』はBUSH ……全文を読む»
渡辺貞夫
馴染みのメンバーとひと区切り　一関“ベイシー”でのライヴ盤
（CDジャーナル2007年08月号掲載）
渡辺貞夫の新作は3作連続となるライヴ・アルバムで、今回は岩手・一関“ベイシー”での収録。ここ10年ほど、レギュラー・グループ活動を行なっているミュージシャンとの共演だ。一関の“ベイシー”は日本一音のいいジャズ喫茶として知……全文を読む»
エンリコ・ラヴァ
年齢とともに増す瑞々しさ＼信頼するクインテットでのECM作
（CDジャーナル2007年07月号掲載）
古くはスティーヴ・レイシーやセシル・テイラー、ラズウェル・ラッドとの共演、歴史的名盤『エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル』への参加などで知られ、2002年にはデンマークの権威あるジャズパー賞を受賞した、イタ……全文を読む»
ロバート・グラスパー
ヒップホップのエッセンスを携えながら“ジャズ”と“トリオ”にこだわるピアニスト
（CDジャーナル2007年07月号掲載）
ロバート・グラスパーは、ブラッド・メルドーに続く新進気鋭のジャズ・ピアニストとして注目されている存在だが、ブルーノートからのニュー・アルバム『イン・マイ・エレメント』は、ジャケットからも窺えるように、ヒップ……全文を読む»
矢野沙織
「ブレずにやってこられた」ビ・バップ一筋の4年間を凝縮
（CDジャーナル2007年07月号掲載）
“世界が嫉妬する髪へ”のキャッチ・コピーで知られる花王“アジエンス”のテレビCMは、歴代イメージ・キャラクターにチャン・ツィイーや知花くららなど、アジアを代表する女性が名を連ねる格調の高いシリーズだ。そ……全文を読む»
平賀マリカ
ソウルやフュージョンを経てジャズに辿り着いた歌手＼MJQと共演のバート・バカラック集
（CDジャーナル2007年07月号掲載）
平賀マリカの新作『クロース・トゥ・バカラック』はバート・バカラック集。おなじみの「アルフィー」「クロース・トゥ・ユー」「サン・ホセへの道」といった曲も歌っているが、極めつきの1曲として「ワイヴス・アンド・ラヴ……全文を読む»
ジョシュア・レッドマン
サックスの巨人と身近な先輩への感謝を込めたアコースティック作
（CDジャーナル2007年06月号掲載）
ジョシュア・レッドマンの最新作『バック・イースト』は、久しぶりのアコースティック作品だ。エラスティック・バンドを率いコンテンポラリーなサウンド/リズムに夢中になっていたレッドマンだが、むろん、そこでも核にはアコース……全文を読む»
塩谷哲
ピアノの前に座る、ありのままの自分＼新生トリオで示す“地球のセオリー”
（CDジャーナル2007年06月号掲載）
日本のコンテンポラリー・ジャズ・シーンをリードするピアニスト、塩谷哲が記念すべき10枚目のアルバム『EARTHEORY』を発表した。トリオ作品としては2年ぶり、第3弾となるこのアルバムは、ニューヨークで腕を磨いた井上陽介をベース……全文を読む»
ニルス・ラン・ドーキー
クラシックの巨匠たちに拝げるトリオで旅したロシア音楽紀行
（CDジャーナル2007年06月号掲載）
ニルス・ラン・ドーキー率いる“トリオ・モンマルトル”。彼らによる世界・音楽の旅シリーズが好評だ。世界のさまざまな地域を音楽で旅するという同シリーズの過去4作で紹介されたのは、1作目のパリに始まり、ローマ、スペイ……全文を読む»
ジョン・トロペイ
縁の下の力持ちが主役となり再演したほぼ一発録りのオールスター・セッション
（CDジャーナル2007年06月号掲載）
今度の新作がぴったり切りの良い10枚目になる半面、やっとふた桁台とも言えなくもない還暦超のベテラン。30年以上レコーディング・アーティストをやってきてリーダー・アルバムが10枚とは、かなりの寡作家に属すが、実は自分のア……全文を読む»
バッキー・ピザレリ
ベテラン4人の瀟洒なサウンドを支えるリズム・ギターひと筋のこころ
（CDジャーナル2007年06月号掲載）
ジャズとひと口にいっても、前衛的なものからオールド・ファッションなものまで、その内容はさまざま。そんな中で、バッキー・ピザレリ、ジョン・バンチ、ウォーレン・ヴァシェ、ジェイ・レオンハートの4人からなるNY4の……全文を読む»
アークティック・モンキーズ
ロックの歴史の呪縛から抜け出そうとするビートにおける挑戦
（CDジャーナル2007年05月号掲載）
「何が重要ってやっぱりリズム」 アークティック・モンキーズは確かにほかと違う。そう感じたのは彼らのライヴを初めて観た時のことだ。イギリスの新人バンドは勢いはあるがどれも比較的リズムが単調で、ライヴのノリを観ていても客……全文を読む»
クリス・ミン・ドーキー
DJを交えた電脳サウンドで故郷スカンジナビアの流儀を
（CDジャーナル2007年05月号掲載）
アコースティックなストレート・ジャズが軸だった前作と比べると、プログラミングやDJを交えた最新作『ザ・ノマド・ダイアリーズ』の電脳サウンドは、ほとんど別人の創作に聴けなくもない。と言うと。 「アルバムを作る上で……全文を読む»
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