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音楽書架 インタビュー:全ジャンル 新着順
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
マレイ・ペライア
表現テクニックと豊かな情感そして確かな解釈が本当の演奏を生み出す
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
手の故障のために2年間演奏活動を休んだ以降のペライアの演奏は、聴き手の心に深く残るものだ。インタビューは終始静かな雰囲気で進められた。誠実な演奏をする人は言葉のやりとりも誠実である。まず新譜について。ショパンのエチュード集は素晴らし……全文を読む»
ジョシュ・グローバン
マイルドで伸びやかな歌声。全米8位を獲得のテノール歌手
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
全米で最高位第8位。『ビルボード』誌のアルバム・チャートで、デビュー・アルバム『ジョシュ・グローバン』が、アシャンティやウィーザーといったR&Bやロックの作品に交じって大健闘している。歌っているのは、ジャンルを超えて情感豊か……全文を読む»
エポカ・ヂ・オウロ
ブラジル最古のポピュラー・ミュージック、ショーロの魅力を今に伝える
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
マリーザ・モンチやパウリーニョ・ダ・ヴィオラら、ブラジルの人気歌手たちが何曲かで客演。歌声で華を添えていた『カフェ・ブラジル』は、本来インストゥルメンタルであるところのブラジル最古のポピュラー・ミュージック“ショーロ”の魅力……全文を読む»
吉澤はじめ
クラブ・シーンのキーパーソンのシネマティックなソロ・アルバム
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
日本のクラブ・ジャズの土台に、常にこの人ありき。そう断言してもかまわないだろう。MONDO GROSSOでの活動を経て、現在はKYOTO JAZZ MASSIVE、コズミック・ヴィレッジ、Sleep Walkerといった数々のユニット……全文を読む»
内田勘太郎
憂歌団時代の愛器の封印を解いた初のギター・インスト・アルバム
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
あの内田勘太郎(元憂歌団)が、なんと大半がスタンダードという意表をついた初のソロ・インストゥルメンタル・アルバムを作ってしまった! しかも、ギター愛好者やファンの間で長い間待ち望まれていた“チャキ・ギター”をつい……全文を読む»
TINGARA
“海の水面に広がる太陽の光”をイメージにピュアな気持ちで作られた新作
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
ジャケット一面のひまわりの版画。アルバム・タイトルが『太陽の花』。聴いたとたんに、沖縄音楽独特の音階と、漂うようなハスキー・ヴォイスの多重コーラスがあまりに心地よくあちこちの体内器官に触れてくる。こういう……全文を読む»
ハリー・アレン
シンプルなサウンドを目指した心やすらぐボサ・ノヴァ第4弾
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
ハリー・アレンのボサ・ノヴァ・アルバムは、これで早くも4作目。ちょっとスタン・ゲッツの60年代みたいだ。という一方、この自由な開放感も、アレンならでは。好きな音楽を、好きな時に、伸び伸びと。ボッサをやるだけで光……全文を読む»
STELLA(Strings Group)
キュートでハンサムな4人組の素顔はアコースティックにこだわる硬派な演奏家
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
オーディションによってゼネラル・プロデューサー阿部雅士のもとに集まったクァルテット。といっても、ヴァイオリン×1、ヴィオラ×1、チェロ×2という変則型。中音部から低音部にかけて厚みのある、安定感のあるサウンド……全文を読む»
ケリー・ヨスト
音楽と自然をスピリチュアルな友とするヒーリング・スタイルのピアニスト
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
「私の演奏は、ヒーリング・スタイルのものです。大学に入ったときは、非常に速く、また大きな音で弾いていました。先生は、そんな私の演奏に興味を示してくれませんでした。すべてを変えるべきだと言うのです。優しく……全文を読む»
松尾清憲
「新作は、ぼくの本来持っている音楽観により近いかもしれません」
(CDジャーナル2002年07月号掲載)
地道な活動を続けるポップ職人・松尾清憲が、ストレンジ・デイズ・レーベルからの3枚目となる新作『Hello Shakespeare』を発表した。新作や最近の活動を中心に話を聞いた。★「ストレンジ・デイズ・レーべルからの2作は小……全文を読む»
東京スカパラダイスオーケストラ
“スカの啓蒙”をコンセプトにした歌もの3部作を含むニュー・アルバム
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
80年代終盤のバブル期に新社会人になった世代が、現在中間管理職になって仕事に煮詰まったり、リストラされたりして元気がなくなっていくのを横目に、今の日本の音楽シーンは90年代をサヴァイヴしてきた中堅どころのアーティスト(つまり10年……全文を読む»
五嶋みどり
記念盤2枚をリリース積み重ねと通過点であるこの20周年
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
その名前だけですべての人が彼女を認識する演奏家、Midori=五嶋みどり。2002年、彼女はデビュー20周年を迎える。82年の大晦日、サプライズだったメータ指揮ニューヨーク・フィルでの演奏会デビュー。それから20年という時間が……全文を読む»
ディスカホリックス・アノニマス・トリオ
重度のレコード中毒者三人が組んだ即興演奏集団
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
演れば演ったでただでは終わらない。そういう三人であることはもはやいうまでもなかろう。ソニック・ユースのサーストン・ムーア、その助人でもある忙しいお兄さんジム・オルーク、スウェーデンの怪サックス奏者マッ……全文を読む»
ミランダ・リー・リチャーズ
相反する要素がニュートラル感や透明感を導き出す
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
CDで聴けるのと同様に、清楚な声の持ち主でした。元モデル。でも、浮ついたところのない、生理的にとても透明感を持つ人……。「高校のころからモデルをやっているけど、それはとにかく自立をしたかったからなの。違和感を持ってやっ……全文を読む»
orange pekoe
相反するものの間を行ったり来たりする過程で生まれる“スウィング感”と“色気”
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
去年エゴ・ラッピン。今年orange pekoe。もちろん、音楽の肌合いは違う。服の着くずし方も違えば、出没する通りも、時間帯も違う。あっちがハイ・ボールならこっちはミルク・ティーだ(ベタですいません)。しかし……全文を読む»
山本達彦
フランス的な匂いで包みこむスウィートな“ラテン・ミュージック”
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
前作の『ファイナル ビギニングス』から2年ぶりとなるオリジナル・アルバム『La Plage(ラ・プラージュ)』を発表した山本達彦。ボサ・ノヴァを中心にしたスウィートなラテン・ミュージックを、フランス的な匂いで包みこんで展開している。……全文を読む»
櫛引彩香
気心の知れた音楽人たちと制作。彼女の“素”をストレートに出した作品
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
2年ぶりに届いた櫛引彩香のセカンド・アルバム『essential』。おっとりタイプの彼女ならではってことで十分納得できる(?)インターバルではあるけれど、実は思うところも多々あった模様。いろんな意味でお年頃のシンガー・……全文を読む»
アマディート・バルデース
ティンバレス奏者が作りあげたエレガンスと気品にあふれる作品
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
ライ・クーダーによるキューバ音楽プロジェクト“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”の中でも、その哲学者めいた風貌で異彩を放っていたティンバレス奏者、アマディート・バルデス。件のプロジェクト以外にも、一昨年にはキップ……全文を読む»
ジョージ・ウィンストン
すでにある曲に独自の解釈を施して新たな命を与える
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
1980年の『オータム』から20年……。ジョージ・ウィンストンは、ウィンダム・ヒル(以下WH)・レーベルのサウンド・イメージを決定づけ、WHを全世界的な存在に押し上げた一人である。WHデビュー20周年の“アニヴァーサリー・エ……全文を読む»
CANDELA
尺八とジャズが出会って誕生した真のコンテンポラリー・ミュージック
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
尺八奏者とピアニストが手を組んで結成した5人編成のCANDELAの音楽が、いまとても面白い。ジャズを縦軸に、日本の音楽やラテン音楽を横軸にしながら、かつ幾多の要素を注入して構成した多彩なサウンドとパフォーマンスは、4人まで……全文を読む»
ジョー・サンプル
メロディが出てきたとき僕は記憶と対話しているんだ
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
人の顔つきや作品を見て、「いい年のとり方をしてるなぁ」と感じたら、こちらもそれなりの年齢になった証拠というが、最近のジョー・サンプルの音楽と気持ちを通わすことができるなら、年寄り呼ばわりされたって、まぁいいか、と。『ザ・……全文を読む»
アナスタシア・チェボタリョーワ
テクニック、音楽性と伝統パーフェクトな才能を与えられた美女
(CDジャーナル2002年06月号掲載)
デビューとなった前回のアルバムもそうだが、今回のアルバムもジャケット写真のなんと美しいことか。これに魅せられてついつい買ってしまった男性は結構いらっしゃるに違いない(筆者はそのポスターを入手できないかと奔走した……全文を読む»
宮沢和史
「イギリスやアメリカ以外の国にもそれぞれ必然性を持ったロックの形があると思う」
(ロック・クロニクルVol.1 1985-1997掲載)
宮沢和史率いるバンド、ザ・ブームは現在日本で最も注目すべきロック・バンドのひとつである。ロックと総称される音楽ジャンルが必ずしもアメリカやイギリスの音楽ばかりではなく、リズムを重視する国やユニークな音階を基調にする国のポップ……全文を読む»
BONNIE PINK
「気ままに聴いてきた音楽が私のなかでゴチャゴチャとルーツになっているのかも」
(ロック・クロニクルVol.1 1985-1997掲載)
ビートルズからベックまでを感じさせるその素養と、それらをたくましく自分のものにしてしまえる包容力。カーディガンズでおなじみト―レ・ヨハンソンをプロデューサーに迎えたボニ―ピンクの最新ヒット・アルバム『Heaven's Kitch……全文を読む»
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