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洋楽
※ 雑誌「CDジャーナル」掲載インタビューを最新のものから表示しています。
ソナタ・アークティカ
柔軟な感性が前途を切りひらいた抒情と疾走の新世代メタル
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
北極のソナタ。その名前のイメージどおり、彼らの音楽からは澄んだ抒情メロディが流れ出す。北欧の周縁フィンランドから登場したソナタ・アークティカは、いわゆる“メロディック・スピード・メタル”と呼ばれるような疾走……全文を読む»
ジュリー・デクスター
英国人ならではの感性と米国の音楽的豊かさが生み出した、たわわな実り
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
ありゃ、小柄な人。実際に会って、拍子抜け。だって、大きな人を想起したくなる、背筋をピンと立てたとてもスケールの大きな音楽を彼女は作っているから。レゲエ、ファンク、ジャズをはじめとする諸要素が高次元で溶け合ったオーガニッ……全文を読む»
ピーター&ゴードン
名デュオ〜名プロデューサーとしてシーンを支え続けてきた“音楽職人”
（CDジャーナル2003年03月号掲載）
60年代には、ブリティッシュ・インヴェイジョンの一翼を担ったピーター・アンド・ゴードンのメンバーとして活躍し、70年代以降は名プロデューサーとして多くのミュージシャンを育てたピーター・アッシャー。今回ピーター・……全文を読む»
アイリーン・アイヴァース
伝統音楽の継承だけに留まらない大胆な着想に富んだ演奏
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
99年、2度の来日を果たした折りに彼女のステージに触れていた人でも、アイリーン・アイヴァース、今回(2002年12月)のライヴには、あらためて驚かされたに違いない。ソニー・クラシカルからアメリカのインディ・レーベル“VIV……全文を読む»
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
フィリー・ソウルを強く意識した５年ぶりのアルバムを発表
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
今年でデビュー31年を迎えたダリル・ホール&ジョン・オーツ。新作『ドゥ・イット・フォー・ラヴ』は、全15曲から彼らの原点といえるフィリー・ソウルがプンプン匂うアルバムだ。73年アトランティック在籍時の2作目『ア……全文を読む»
ヴォーカル・サンプリング
ア・カペラ・ブームの先駆者が声だけで生み出すラテン音楽の魅力
（CDジャーナル2003年02月号掲載）
日本でも『ハモネプ』以降ア・カペラ・グループのブームだが、元祖ハモネプと呼びたいグループが、キューバからやって来たヴォーカル・サンプリング。圧倒的なリズム感、そしてラテン・テイスト一杯のサウンドは、すべて彼ら6人組の声か……全文を読む»
アサイラム・ストリート・スパンカーズ
“ホーボー感覚”に貫かれた初のソロ・アルバム
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
テキサス州オースティンを拠点に活動するアコースティック・スウィング系グループ、アサイラム・ストリート・スパンカーズ。スタンリー・スミスは、同グループのクラリネット奏者兼ギタリストだ。しかし、57歳に……全文を読む»
レオ・セイヤー
70年代のヒット・メーカーが、追い風に乗り音楽シーンに戻ってきた！
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
「恋の魔法使い(You Make Me Feel Like Dancing)」や「星影のバラード(More Than I Can Say)」などのヒットで、日本の70'sポップス・ファンにも高い人気を誇ったレオ・セイヤー。そんな彼が2003年に発表す……全文を読む»
マチュー・ボガート
フレンチ・ポップ界の異才が完成させた設計図なしの新作
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
今は2002年、だけどなぜか『2000』と銘打たれたアルバム。これがほかの誰かのものなら奇妙に感じるだろう。けれどそれが彼、マチュー・ボガートによるものと知った途端、意味深に思えてくるから不思議なものだ。宅録による独特……全文を読む»
ザ・スリップ（Avan Rock）
ダークでハッピーなインプロヴィゼーション・バンドの野心と自信
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
2002年の夏にメデスキ、マーチン&ウッドやエルメート・パスコアールなどとともにイベントに出演したザ・スリップ。ポスト・グレイトフル・デッドの流れに属するインプロヴィゼーションを主体としたバンドだ。これまでに3枚のアルバ……全文を読む»
ホリー・ヴァランス
男子諸君、夢に向かって意気上がるホリーを見習え
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
ホリー・ヴァランス、オーストラリア出身の20歳。裸同然の姿で艶かしく踊る「キス・キス」のプロモ・ビデオが話題になり、ファースト・アルバム『ホリー・ヴァランス』は日本でも30万枚のヒット。セカンド『ステイト・オブ・マイ……全文を読む»
ロイ・エアーズ（ロイ・エアーズ・ユビキティ）
ベテラン人気ヴァイブ奏者が黄金期に残した色褪せない未発表音源
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
米国黒人音楽界はいろいろな理屈に合わないかっとび型の逸材が輩出してきた。聴き味は柔和ながらも、ロイ・エアーズというヴァイブ奏者も、そうした一群に入る人かもしれない。スタートはジャズ、だが彼は60年代後期か……全文を読む»
イヴ・デュテイユ
聴き手のこころを動かそうと新世紀の世界に響く“村長さん”のうた
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
「音楽には世界を変える力がある」――間違いなくいまこそ、そんな表現が大きな意味を持ってくる時代ではないだろうか。新世紀が始まって、すでにもう何年かが経った。しかし、まだまだ、われわれが期待した……全文を読む»
ヴィクター・ウッテン
ジャンル横断のスピリットみなぎる、ベラ・フレックの懐刀ベーシスト
（CDジャーナル2003年01月号掲載）
ウッテン兄弟は全員違う楽器を演奏するミュージシャンである。末弟のヴィクターがファミリー・バンドで演奏を始めた当時は、60年代後半から70年代前半のモータウン、ジェイムス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ビートルズ、モン……全文を読む»
エリック・カズ（SSW ／ USA ／ 1946）
ゴスペルに影響を受けタイムレスな曲を書き続ける
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
エリック・カズと言えば、リンダ・ロンシュタット、ボニー・レイットで知られる名曲「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」の作者としてあまりにも有名だが、日本ではむしろ彼自身のソロ・デビュー作『イフ・ユアー・ロンリー』(72年)に魅……全文を読む»
シニード・オコナー
現在のアイルランド文化を反映させた待望の伝承曲集
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
シネイド・オコナーがアイルランドの伝承曲ばかりを歌った素晴らしいアルバム『永遠の魂〜シャン・ノース・ヌア』を発表した。87年のデビューからずっと、彼女の音楽はアイルランドの伝統音楽からの影響とロック、レゲエ……全文を読む»
アンリ・サルヴァドール
人々が幸せになってくれること。それこそが僕の歓び
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
昨年フランス大衆紙での国民人気投票でも、サッカーのジネディーヌ・ジダンなどと並び、上位5人に選ばれた。アンリ・サルヴァドール。85歳。ピシッときめたスーツ姿が、なんとも洒落てて、それでいて嫌みがない。その素晴らしい……全文を読む»
ジャネット・クライン
無声映画の女優が銀幕から抜け出して歌ったら
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
サイレント・フィルムの女優が、もしその銀幕から抜け出して歌をうたったなら。きっとこんな歌声だったに違いない。ジャネット・クラインはウクレレを手に、そうした銀幕の“旧き佳き時代”のメロディを蘇らせてくれる。彼女が歌う……全文を読む»
ザ・デルガドス
美しいメロディとダークな歌詞が織り成す『ヘイト』の世界
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
英国のどの地域よりも独立精神が旺盛な北部スコットランド。イングランド都市部への対抗意識を燃やしながら、常に独自のスタンスを貫いてきたスコティッシュ・シーンだが、そんな彼の地の現在のD.I.Y.精神を底辺で支えるバンドがザ・デルガドズ……全文を読む»
アンジェラ・ジョンソン
オーガニックな味わいを醸し出すＮＹ発のディーヴァとソウル・バンドが共演
（CDジャーナル2002年12月号掲載）
昨今、アメリカのR&B界では、ジル・スコット、エリカ・バドゥ、ディアンジェロ等々、シンガー・ソングライター的な資質を持った新しいタイプのソウル・シンガーの躍進が目立っており、こうした動きは“ネオ・ソウ……全文を読む»
ピーター・フランプトン
聴き手を癒す音楽をマイ・ペースに作り続ける
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
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フィル・コリンズ
穏やかで幸せな生活から生まれた忘れがちな真実や誠意の歌
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
数々の全英・全米��1ヒットを放ち、グラミーとオスカー(ディズニー映画『ターザン』の主題歌「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」でオリジナル主題歌賞を受賞)の両方を手にした男、フィル・コリンズ。彼は間違いなく80年代を制覇した……全文を読む»
アルタン
語られない絆に導かれ第二のピークに上りつめる
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
8月下旬から9月頭にかけて行なわれた“アルタン祭り Vol.3”。大御所ポール・ブレイディに暴走列車フォー・メン・アンド・ア・ドッグ、そして無敵の天然凸凹チーム、シャロン・シャノン&デジー・オハロランと、どれもこれも……全文を読む»
ボンド（UK）
万人に愛される音楽を確信したクラシック界のお騒がせミューズたち
（CDジャーナル2002年11月号掲載）
セクシー美女弦楽四重奏群団、というかつてないコンセプトで、センセーショナルに登場したボンド。メンバー全員クラシックの高等教育を受けながら、アルバムには、クラシック・ベースのダンス・チューンがいっぱい、ライヴは……全文を読む»
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