荻野目天獄(読み: おぎのめてんごく)が、初のアルバムとなる『Anno Domini』を3月17日(金)に配信リリース。
荻野目天獄は、シンガー・ソングライター“吉塚ちよ”のソロ・プロジェクト。元々はSister Jugendという名義で5年間活動していましたが、よりディープな世界観を表現するために荻野目天獄という名義に改名。また、吉塚はぺんぎんの憂鬱や
suya suya junctionのメンバーが在籍している3ピース・バンド、Citrus Airlineでも活動しています。
本作は、先行配信曲「Labyrinth」、「Love Child」を含んだ全11曲入りとなっており、荻野目天獄名義としては初のフル・アルバム。アルバムタイトルの「Anno Domini(紀元)」は、“悲惨な歴史も喜ばしい革命も、人類の歴史を全て包括する”という意味が込められています。サウンドや歌詞には、Sister Jugend時代からテーマとして掲げていた「戦争や疫病の脅威」、「セクシャルマイノリティーの苦悩」といったものに加え、新たに「祝福」や「人間賛歌」といった側面も含まれた、まさにこれまでの活動を集約したようなアルバムとなっています。
また、配信リリースに加え、今後フィジカルでの発売も予定しているとのことなので、詳細情報は公式SNSをご確認ください。
[コメント]長らくSister Jugendとして活動をしてきましたが、いろいろ心境の変化もあり、新たに荻野目天獄として再スタートすることにしました。より内省的な音楽性になり、ポジティブな気持ちもネガティブな気持ちも両方込められた新作『Anno Domini』。これまでの自分の音楽活動の集大成であり、新たな門出でもあるこのアルバムを、どうぞよろしくお願いします。――荻野目天獄