7月7日（金）の「短冊CDの日」に、東京を拠点とするインディ・レーベル「Surprised Pops Records」より、大阪のバンド・アシスタンツ、中道ひびき、平野友里、MCあんにゅの4アーティストが、それぞれ8cmシングルをリリースします。

　七夕飾りの短冊のような見た目であることから“短冊CD”とも呼ばれる、長方形パッケージの8cmシングルCDが、誕生より35周年を迎えたことを記念したシングルCDの祭典「短冊CDの日」。今年、多くの愛好家も存在するこのパッケージを通して、令和に活動するアーティストとCDショップを盛り上げていこうと、7日の七夕の日には新作・旧作を含めた50作品以上の「短冊CD」が発売されます。「Surprised Pops Records」からは、アシスタンツ「フォーエバー・サーチ＆察知」、中道ひびき「街の色」、平野友里「HOME」、MCあんにゅ「DARASUTA ・ on stage」の4タイトルがリリース。

　SK8NIKS、LARGE400、アイドルパンチに在籍するUSGと女性ドラマーのAGYAによる男女ユニット“アシスタンツ”の「フォーエバー ・サーチ＆察知」には新曲2曲を収録。ハードコアはもちろん、ディセンデンツ〜オールをはじめ、ダイナソーJr.やブラッドサースティブッチャーズにも通じるメロディを重視したギタープレイとFUZZYなギターサウンドに、AGYAによるコーラスが加わることで独自のノスタルジックなサウンドスタイルを展開します。ジャケットのアートワークは、数々の関西のバンドのジャケット手掛けるマロナスティと、フォトグラファーのHyper Skobu ruが担当。

　4月にCD「つくれないうた」とソノシート「創れない歌」をリリースしたばかりのトラックメイカー / シンガソングライターの中道ひびきは、自身が20歳となりより深みを増した「街の色」という新曲とそのインスト版を収録。1曲のみの新曲ながら、5分を超える曲となっており聴きごたえのある仕上がりです。ジャケット写真は、銀杏BOYZ「GOD SAVE THE わーるど」でジャケット写真に採用された、中道の友人である村山莉里子が担当。

　“ゆり丸”こと平野友里「HOME」には、作詞・作曲に三浦太郎（フレンズ，ex HOLIDAYS OF SEVENTEEN）を迎え、アップ・テンポでロックなナンバーで、ゆり丸を象徴するような元気のある表題曲と、ミドル・テンポのロックなギターサウンドが特徴的な「カザハナ」を収録。平野も4月にCD作品『1995』を発表したばかりながら、コーラスなどのすべてを、ゆり丸自身の声で録音したうえでミックスしたことから、ヴォーカルの響きは統一感があり、とても聞き心地よい作品に仕上げています。

　都内を中心に活動しているラッパー / シンガー・ソングライターのMCあんにゅは、昨年7月発表のシングルCD「失敗ばかりでごめんなさい」ぶりとなる、全国流通音源のリリース。どこか不穏で鬱屈としたトラックとリリックによる、今までと少し雰囲気の違う「DARASUTA」と、打って変わって明るく前向きな雰囲気の「on stage」と対照的な2曲が収録されます。自主制作の音源としては既にリリース済みとなる音源ですが、今作のリリースにあたって、「SURPRISED POPS RECORDS」がリラックスした雰囲気のもと、ヴォーカル録音を行ない、別途ミックスおよびマスタリングを施しています。