羊文学の楽曲「光るとき」が、2026年1月2日(金)、3日(土)に日本テレビ系列で放送される『第102回東京箱根間往復大学駅伝競走』で放映されるサッポロビール「第102回箱根駅伝用オリジナルCM」年始特別ヴァージョンに起用されることが決定。これに先駆けて、CM先行カットと収録・撮影秘話が公開されています。
CMでは、箱根駅伝に出場する選手たちを見守るような、優しく強い声を持つ
神谷浩史、
小西克幸、
花江夏樹、
松岡禎丞、
森田成一の5名の豪華声優陣がリレー形式でナレーションを担当。駅伝というスポーツで常に選手のそばに居続ける「たすき」から見たシーン、いわゆる“たすき目線”の描写で、箱根駅伝を走る選手に向けて様々なメッセージを語りかけるという内容に。「待ってたよ。君が僕をつなぐ時を。」というセリフから始まる、声優たち渾身のナレーションリレーは必見です。映像では大会当日にたすきが見ているであろう箱根路の景色をリアルに表現し、それと共に箱根駅伝に向けてひたむきに努力し、もがく若者たちの姿、そして過去の選手がこの102回大会までたすきを繋いできた様子も描かれています。
今回CMに使用される「光るとき」は、羊文学が2022年4月にリリースしたアルバム『
our hope』に収録。歌詞が箱根駅伝を目指す次世代の選手たちの心にも響くのではないかと考え、起用に至ったとのことです。箱根駅伝に関わる方だけではなく、目標に向かって走る全ての方の心に寄り添うCMに仕上がっています。
CMの公開を記念した、羊文学の特別コメントは以下となります。
[羊文学 特別コメント]小さい頃からお正月には、家族でいつも箱根駅伝を観ていました。
私たちの楽曲で、箱根駅伝を応援できることをとても嬉しく、光栄に思っています。――羊文学 塩塚モエカ また、本CMを手掛けた監督による収録および撮影の裏話、そして羊文学「光るとき」起用の理由も公開されています。
[収録]各大学の「たすきの声」を声優の方々にいただきました。「夢の箱根駅伝に出場する選手たちを優しく見守るような声で」とお願いさせてもらったところ、どなたも一撃でこちらの想像以上のものをいただけたことに感動しました。念の為、全員の声が並んだときに変化をつけられるようにいくつかのパターンを頂きましたが、結果、どれも良すぎて選ぶのにとても時間がかかることになってしまいました。[撮影]小田原や箱根町にて、たすきリレーなどたすき目線が描かれるシーンの撮影を行いました。また、陸上クラブチーム「TRIANGLE」、そして埼玉県鶴ヶ島市立藤中学校陸上競技部の協力を得て、実際の練習を撮影させていただき、箱根駅伝を目指す若者たちの練習シーンを描いております。
たすき目線のアングルとはどういったものだろうと、カメラマン・スタッフ一同で試行錯誤しながら特殊なカメラを使用して撮影しました。箱根駅伝を目指す若者の葛藤を表現するために、リアルな中学生の陸上競技選手たちに出演してもらったのですが、芝居は初めてなのに、みなさんいまの自分の立場に置き換えて感情を表現して頂いてとてもいいシーンになりました。[楽曲「光るとき」 起用理由]箱根駅伝を目指す次世代の選手たちが聴いても歌詞が心に響くのではないかと感じたこと、ギターのフレーズがこの映像のムードにあっていたことです。また、「何回だって言うよ 世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ」と歌う楽曲が正月の日本に鳴ることが、意味があると感じたことです。