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ハイエイタス・カイヨーテの新プロジェクト“トレス・レチェス”、HKの代表曲を再解釈したデビュー作を発表

2025/06/26 16:56掲載
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ハイエイタス・カイヨーテの新プロジェクト“トレス・レチェス”、HKの代表曲を再解釈したデビュー作を発表
 昨年の単独来日ツアーに続き、今年は10月に〈朝霧JAM 2025〉のヘッドライナーとして出演することも決まっているハイエイタス・カイヨーテの新プロジェクトとして、ベースのポール・ベンダーとキーボードのサイモン・メイヴィンが、バンドの活動初期からのコントリビューター、アレハンドロ・サイレントジェイ・アバポを加え、トリオ“トレス・レチェス(Tres Leches)”を結成。8月15日(金)にデビュー・アルバム『The Smooth Sounds of Tres Leches, LHCC Mart Vol. 1』を「Brainfeeder」よりリリースすることを発表しました。本作は、タワーレコード限定でCD化も決定しており、同日に発売されます。

 あわせて、アルバムよりハイエイタス・カイヨーテの最新アルバム『Love Heart Cheat Code』収録の「Telescope」をカヴァーした新曲も公開されています。

 本デビュー・アルバムは、北米ツアー中のオフ日にホテルの部屋で録音・ミックスされたもので、トレス・レチェスが部屋の照明を落とし、ハイエイタス・カイヨーテの代表曲「Get Sun」「Red Room」「Make Friends」「Nakamarra」などを再解釈したセルフカヴァー作。原曲とはまた違う形で、情熱をかき立て、感覚を刺激し、心を落ち着かせるような演奏を展開しています。当初はハイエイタス・カイヨーテの『Love Heart Cheat Code』の架空のスーパーマーケットのサウンドトラックとして構想された作品として作られ、官能的でセクシーなアレンジが独自の存在感を持つようになったとのことです。

 バンドは「このレコードの大部分は、ハイエイタス・カイヨーテのツアー中に作られた。楽屋やホテルで、僕たち3人はフロント・オブ・ハウスのエンジニアの携帯スピーカーを借りて、誰かのノートパソコンを開いて作業を始めるんだ! ほとんどの音はプラグインだけど、時にはYAMAHA RefaceやKORG KRONOSから音を取り出したこともあった。愛するすべての人たちへ――今夜こそ、トレス・レチェスに身を委ねてください」と語っています。

 ネオ・ソウル、ジャズ、ヒップホップ、プログレッシブR&Bを自在に行き来する唯一無二のサウンドで世界中の音楽ファンを魅了するハイエイタス・カイヨーテ。2011年の結成以降、ヴォーカル、ネイ・パームの圧倒的な歌唱力と個性、そして全員が凄腕ミュージシャンという変幻自在のバンドサウンドで、グラミー賞に3度ノミネート、ケンドリック・ラマーアンダーソン・パークジェイ・Zビヨンセらにもサンプリングされるなど、現代ブラックミュージックの最前線でその存在感を放ってきました。彼らの遊び心と研ぎ澄まされたミュージシャンシップが融合したアルバム『Love Heart Cheat Code』では、キャリア初期から築き上げてきたバンドの結束が新たな高みに到達。昨年の単独来日ツアーでは、東京・大阪ともに大成功を収め、圧巻のステージでその健在ぶりを見せつけのも記憶に新しいところ。バンドとしての魔法のような一体感は、今も進化を続けています。

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■2025年8月15日(金)リリース
Tres Leches
『The Smooth Sounds of LHCC Mart Vol. 1』

tresleches.lnk.to/LHCC-Mart-1Yo

[収録曲]
01. Get Sun
02. And We Go Gentle
03. Love Heart Cheat Code
04: Blood And Marrow
05. Telescope
06. Make Friends
07. By Fire
08. Red Room
09. Nakamarra
10. Make Friends (コンビニ version)


タワーレコード限定CD:tower.jp/item/6918025
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