2022年から活動を開始したJIJIM(よみ: ジジム)が、自主レーベル“Kilim record”より「シーイズブルー」を7月11日(金)にデジタル・リリースすることを発表しました。
前作「カラスフライト」は、J-WAVE『SONAR TRAX』をはじめ全国9局のパワープレイに選出。J-WAVEチャートである「TOKIO HOT 100」では最高位8位を記録するなど、各方面から注目されているJIJIMの最新楽曲となります。今作「シーイズブルー」もFM FUKUOKA 7月のPOWER PLAYに選出され、バンドとして全国のラジオ局からプッシュされるアーティストに成長しています。
「シーイズブルー」は、これから始まる夏に踊りたくなるような高揚感と、胸に残る余韻。まさに“サマーソウルポップ”の代表のようなサウンドに仕上がった1曲。はしゃぐ声とまぶしい光、止まらない笑顔がノスタルジックに思い浮かぶこの楽曲があれば、今年の夏がきっと最高になることでしょう。
今作のアレンジを手がけたのは、昨年7月に“Kilim record”第1弾シングルとして発表をした「ヘルシーラヴ」や、「ブレイク・ソング」などを手がけた
Ovallの
関口シンゴ。軽やかで跳ねるようなリズムが心地よいソウルとポップスが混ざり合った夏のポップ・チューン。ブラスやコーラスを交えたアンサンブルに、ギターのカッティングや繊細な音色が重なり、爽快感のなかにほのかな哀愁が漂う楽曲となっています。時折聞こえてくる清涼感溢れるエレピのサウンドもこれからの季節にぴったりです。
今作もヴォーカルのシンジュが作詞と作曲を行い、〈熱々のシャワー浴びたら会いに行く〉〈くだらねえと吐き捨てたロマンス〉といった印象的なフレーズに、恋や日常への甘酸っぱい眼差しがにじむ作品となっています。メロディとラップの中間を自在に行き来する言葉運びも魅力で、韻の遊びや緩急入り混じるリズム感がサウンドと絶妙にシンクロしています。ドラムとベースのグルーヴがソウルミュージックのようなリズムを生み出し、ギターのカッティングや鍵盤の繊細な音色と共に楽曲全体を通して混ざり合い、青く広がる海のように、どこまでも自由でエモーショナルに、そして1曲のなかでドラマティックに展開を変える構成は、まるでショートムービーのようです。
なお、7月5日(土)からは自身初となるワンマンを含む〈カンカ ノ カンカ ツアー 2025〉の一般発売も開始。全国各地でもイベント出演が決まっているので、是非とも今のJIJIMの勢いのあるパフォーマンスを目に焼き付けていただき、ツアーにも足を運んでみてほしいところです。
[コメント]景色に、時間に、誰かに。
何かに恋をしていて恋に焦がれているあなたと気持ちの共有をしたい。
「夢中になって何も見えなくなっちゃうよね…?」「追いかけていると幸せで仕方ないよね…?」
誰もが一度は経験するそんな、「恋」で言葉を綴ってみよう。
そんなきっかけからこの楽曲は生まれました。
「シー」は「she」「see」「sea」どんな言葉をはめても青く、そして焦がれるような情景を思い浮かべることができるのではないかと思いました。
タイトルからは曖昧で、そして想いすら曖昧で。でも唐突で、盲目で。この想いが言葉になれば、息継ぎすらまともに出来ない綴りになる。
今回の曲は関口シンゴさんと共にアレンジを行なっていきました。
都会的でありながら青さを求めるサウンドを目指しました。
こちらの気持ちを汲み取って、踊りたくなるような、会いに行きたくなるような音楽を
力を借りて具現化ができたレコーディングになりました。
あなたの先走る想いに、青さに拍車をかけるようなそんな音楽でありたい。
「シーイズブルー」、正しいかそうじゃないかではなくて、どれだけ飛び出した気持ちを楽しめるか。
この音楽があなたに会いに行ったなら、その瞬間に青一色で全てが染まりますように。――シンジュ(JIJIM)