伝説的オルタナ・バンドのジーザス・リザードやミネアポリスの早すぎた鬼才、メロディアスなポスト・ロック・バンドArcwelder、Big Black〜RAPEMAN〜Shellacと続くスティーヴ・アルビニのバンド作品などをリリースし、SSTレコード、マタドール・レコードとともにUSインディ・ロックを牽引しつづけてきた老舗レーベル、タッチ・アンド・ゴーの25周年の記念イベントがシカゴにて9月8〜10日の3日間にわたって開催されます(Touch and Go Anniversary Celebration at the 10th Annual Hideout Block Party）。
　注目はオフスプリングによるカヴァー「Killboy powerhead」(オフスプリング『スマッシュ』収録)でお馴染みのバンド、Didjitsの再結成や、USハードコア最凶バンドNegative Approach、「数曲しかやらないけどマジで再結成！」とのコメント付きで公表された、ニルヴァーナやピクシーズのプロデュース・ワークではエンジニアとして知られるスティーヴ・アルビニの伝説バンド、Big Black(写真はUSジャンク界の歴史的名盤『Songs About Fucking』)が20年ぶりの再結成、ジャンクでヘヴィなウィスコンシンの壮絶オルタナ・バンドKilldozer、現役バンドは!!!、QuasiやThe Shipping Newsなどのの出演が決定しています。

　とにもかくにもこのイベントの出演バンドたちが“ジャリジャリ”したソリッドな音を聴かせてくれる3日間になることは絶対！ Big Blackはリズム・マシーンも当時のものを使うのか、Shellacとダブル・ヘッダーとなるアルビニ御大の体力は持つのか(そして相変わらずTシャツはよれよれなのか？)それよりもScratch Acidが出るのにジーザス・リザードは出ないのか！？など気になるあなたはぜひシカゴへまで！