インスタグラムだけでも420万人のフォロワー数を誇る“テクノの女王”ことシャーロット・デ・ウィット(Charlotte de Witte)が、自身が主宰するレーベル「KNTXT」より新曲「The Heads that Know feat. Comma Dee」を10月2日(木)にリリース。本楽曲は、11月7日(金)にリリースされるセルフタイトルのデビュー・アルバム『Charlotte de Witte』からの先行シングルとなります。
ベルギー出身のシャーロット・デ・ウィットは、10年以上にわたりナイトライフとエレクトロニック音楽の世界で圧倒的な存在感を放つ、テクノ界のトップアーティスト。2020年以降、『DJ Mag』で5年連続「世界No.1テクノDJ」に選出されたほか、世界最大EDMイベント〈Tomorrowland〉のメインステージを締めくくった初テクノ / 女性アーティストであり、米デトロイト開催のダンスミュージック・フェス〈Movement Festival〉の初の女性ヘッドライナーであるなど、次々と快挙を成し遂げています。
今回のシングル・リリースは、10月2日(木)〜5日(日)にかけて実施されるロンドン市内での複数会場公演の開始を告げるもの。今年5月に行なわれたニューヨークでの複数会場公演の大成功に続き、この複数公演ではThe Shard、fabric、The Cause、Magazine、そして後日発表予定のもう1会場での公演が予定。親密な文化的空間と大規模で妥協のない会場を組み合わせたこのラインナップは、10年以上の彼女のキャリアを通じて培われた、ロンドンとそのレイブシーンへの愛を祝うものです。
シャーロットは「ロンドンでこのシングルをリリースできることをとても楽しみにしています」とコメントし、「この街は、アーティストとしての私の成長に大きな役割を果たしてきました。Village Undergroundのような小規模で親密な会場から、Tobacco Dock、Printworks、Drumshedsといった大型会場、そして数多くの夏フェスティバルまで、思い出深いショーをたくさん経験してきました。ロンドンの観客は特別です。この素晴らしい街で、近日リリースされるアルバムからの3枚目のシングルのリリースを祝って、さまざまな会場でさまざまなセットをプレイできることを楽しみにしています。きっと歴史に残るものになるでしょう」とコメントを寄せています。
新曲「The Heads that Know feat. Comma Dee」は、アルバムからの3番目の先行トラックとなり、ニューヨーク・Williamsburg Bridgeで披露されて以来、セットのハイライトとなっています。高速でガラガラと鳴り響くテクノにスパイスとして、スペイシーなサイン波サウンドとブレイクダウンでのアシッドサウンドを加えているほか、ウェールズ出身のプロデューサー / DJのComma Deeをフィーチャー。高音シンセの旋律とComma Deeがラップする韻を踏んだ8行のバースが、音の盛り上がりと静まりのうねりの中で展開されます。
シャーロットは「このトラックは、静かな力で動く者たちに向けた、影から届ける詩的なメッセージです。アンダーグラウンドへの敬意であり、確信を持って行動する者たち、そして本物を知る者たちに捧げるものです」と語っています。
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photo by Marie Wynants