マシュー・ハーバートとのコラボ・アルバム『Clay』を6月に発表、11月1日(土)と2日(日)の2日間、静岡・掛川 つま恋リゾート彩の郷で開催される〈FESTIVAL de FRUE 2025〉への出演を皮切りに、マシュー・ハーバートとともに「Herbert&Momoko」名義で全国6ヵ所のジャパン・ツアーを開催するMomoko Gillが、初のソロ・アルバム『Momoko』を2026年2月13日(金)に発表します。全11曲を収録するこのアルバムから「No Others」と「When Palestine Is Free」が公開されています。
 ロンドンを拠点に日本やアメリカでも生活し、独学で音楽を学んだMomoko Gillは、ドラマー、プロデューサー、ソングライター、ヴォーカリストとして多面的に音楽活動を続け、UKのエレクトロニック / ジャズ・シーンでキャリアを築いてきました。アルバム『Momoko』はMomoko Gillがみずからプロデュース。英・ロンドンのTotal Refreshment Centreでレコーディングしました。ミックスはマシュー・ハーバート、マスタリングはアビイ・ロード・スタジオのAlex Gordonが手がけています。
 公開されている「When Palestine Is Free」には、
シャバカ・ハッチングス、マシュー・ハーバート、Soweto Kinch、Alabaster DePlume、Rozi Plain、Coby Sey、Marysia Osuと約50名の合唱団が参加。Momoko Gillは「今、私たちは、命そのものを脅かすような巨大な力に抗う、呼吸するように広がる大きな菌糸のつながりの一部だと、これまで以上に強く実感していると思う。植民地主義的暴力、人種差別、抑圧は至るところに存在していて、どこでそれを目にしても闘うんだ、と誓いを新たにすることの切実さを感じています」と語っています。
 Herbert&Momokoのジャパン・ツアーの日程は以下のとおり。11月1日(土)静岡・つま恋リゾート彩の郷〈FESTIVAL de FRUE 2025〉、11月4日(火)東京・渋谷 WWW X、11月7日(金)福岡・Keith Flack、11月8日(土)北海道・札幌 プレシャスホール、11月13日(木)京都・Metro、11月14日(金)石川・金沢 Palais。
Photo by Manuel Vazquez