2007/03/15掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ゼムでの活動でも知られる名シンガー、
ヴァン・モリソンの新たなコンピレーション・アルバムが発売に。『ムービー・ヒッツ』(写真)と題された今作、タイトルからもわかる通り、さまざまな映画で使用された彼の楽曲を集めたものです。
日本盤(TOCP-70238 税込\2,500)は5月16日の発売予定となっています。
輸入盤は2月にリリースされているこのアルバムには、ゼム時代の「グロリア」(83年の映画
『アウトサイダー』で使用)や「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」(
『ワイルド・アット・ハート』・90年)をはじめ、名曲の数々を19曲収録。映画云々を抜きをしても、新たなベスト・アルバムとして機能しそうな内容です。また、
ロジャー・ウォーターズとの共演による「コンフォタブリー・ナム」は、先日開催されたアカデミー賞で作品賞に輝いた『ディパーテッド』に起用され、
『狼男アメリカン』(81年)の「ムーンダンス」は、未発表ライヴ・ヴァージョンとなっています。
彼のマニアはもちろん、映画好きの方も聴けばきっと知っている曲が含まれているはず。これを機に、偉大なるブルー・アイド・ソウル・シンガーの魅力を再確認してみては?