先日、発表した久々のエッセイ集『ぼくは散歩と雑学が好きだった。小西康陽のコラム 1993-2008』も好評を博している小西康陽。そんな彼がトータル・プロデュースを務めるコンピレーション・アルバム『うたとギター。ピアノ。ことば。』（COCP-34801　税込3,150円）が4月23日にコロムビア＊レディメイドからリリースされます。

　参加アーティストは甲田益也子、市川実和子、bice、ミズノマリ、SMOOTH ACE、レモン、野本かりあ、長谷川きよし、吉川智子、前園直樹といった面々。

　プレス・リリースに掲載された小西自身の文章によると本作は「いわばコロムビア＊レディメイドというレーベルで、これから作りたい音楽、レコーディングしたいアーティストのショウ・ケース、のようなもの」で「ここに収められた10組のアーティストすべての人のアルバムを作ってみたい、と考えて」いるのだそう。収録された楽曲は、どれもタイトルどおりシンプルな生楽器の演奏と歌を中心に据えた“歌もの”ばかり。プロデューサー小西康陽の今後の方向を示唆する、きわめて重要な一枚といえるでしょう。