GEZANが、“予感”と“新呼吸”をテーマに制作した7枚目となる最新アルバム『I KNOW HOW NOW』を、日本武道館での単独公演を控える来年2月に発売することを発表。同アルバムからの先行シングル「数字」を12月15日(月)0:00より各サイトにて配信リリースしています。
全国ツアーや世界を旅した痕跡が編み込まれた今作は、全編が透明な歌もので構成されています。先行シングル「数字」のアートワークは写真家Kohei Kawataniが担当し、映像作家の堀田英仁が監督した同曲のミュージック・ビデオもYouTubeにて公開されています。ツアーの合間を縫って全編ロケされた映像は、新潟を舞台に、まるで映画のような重量感を持つ作品に仕上がっています。
そして、全国47都道府県に中国・上海公演を加えた全50公演で展開してきたGEZANのツアー〈47+TOUR『集炎』〉より、最後の追加3公演が決定。東京・LIVE HOUSE FEVERでの2デイズ(DAY52&DAY53)には
Nikoん、
NOT WONK、
the hatch、
DOGOが出演。そして最終追加公演となるDAY54では、11月の〈尽未来祭 2025〉で30周年を迎えたばかりの
BRAHMANとの一騎打ちが再び実現します。ツアーの最終地点は、2026年3月14日(土)日本武道館での単独公演。チケットのプレオーダー(抽選)がe+にて受付スタートしています。
[コメント]いつも楽曲を初めて聴いたときに浮かんできた映像のイメージをなるべく大事にするようにしているんですが、それが“耳から血飛沫”と“車の横転”でした。
ちょうど日比谷野音のライブを観た後だったので、マヒトくんのMC、「俺たちはGEZAN。おまえらの退屈をぶち壊すバンド。」って言葉が脳裏に焼き付いていたので、そことリンクしたんだと思います。 その“耳から血”というキービジュアルからストーリーを逆算し、過ぎ去っていく日常にどこか退屈を感じているキャストの3人が、GEZANの音楽に触発され、耳から血が噴射するといった企画にしました。血飛沫と言っても、ネガティブな破壊ではなく、身体がどんどん解放され、清々しくなっていくイメージを大事にしながら撮影しました。
撮影で意識したことは、GEZANをアイコニックに、POPに描くこと。GEZANのこれまでとこれからを考えたときに、今回はその方向性がタイミング的に良さそうという僕のなんとなくの勘です。――堀田監督