2002/01/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
UKインディー・ロック・ファンには悲しいニュースが2つ飛び込んできてしまった。
エレクトロニックなロック・バンドとしてジーザス・ジョーンズとともに90年代初頭に活躍していた、EMFのベーシスト“
ザック・フォーリー”が、1月3日に31歳という若さで亡くなった。去年、ベスト・アルバム『THE BEST OF EMF - EPSOM MAD FUNKERS』の発売に併せた形で再結成を果たした彼らの
公式HPには、残されたメンバーからのメッセージが掲載されているが、現在までのところ、詳しい死因については明らかにされていない。新作のレコーディングも噂されていただけに、彼の死は本当に残念だ。
また、12月10日に去年リリースされた傑作アルバム
『エコー・パーク』からのニュー・シングル
「ジャスト・ア・デイ」をリリースしたばかりの
フィーダーのドラマー“
ジョン・リー”も、1月7日にマイアミの自宅にて死んでいるのが発見された(享年33歳)。どうやら、死因は自殺のようであるが、彼は2000年にブラジル人のモデルと結婚したばかりで、Cameronという名の子供もおり、バンドもセールス的に問題はなかったはずなので、何が原因で自殺を図ったのかは、まったくの不明である。残されたメンバーは、自身の
公式HPに、「私たちは、メロディ以上にあなたを恋しく思うだろう。これからもずっと友達だ」と短いコメントを寄せており、今後、どうバンド活動を行なっていくのかは、まだ未定だそうだ。 2人とも、フロントマンではなかったが、バンドにとって必要不可欠な存在であっただけに、ファンにとってはこの訃報は悲しいかぎり。謹んでご冥福をお祈りします。