4月3日に公開されたものの、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言による劇場の休館で観ることが困難となっている映画「白い暴動」が、4月17日(金)から5月15日(金)までの約1ヵ月間、動画配信サービスにてレンタル配信されます。レンタル配信するのは、アップリンク・クラウド、Amazonプライムビデオ、GYAO!ストア、クランクイン!ビデオ、COCORO VIDEO(ココロビデオ)、TSUTAYA TV、DMM動画、dTVなど。配信開始日、価格は配信サービスによって異なる場合があります。
映画「白い暴動」は、貴重なアーカイヴとインタビュー、アーティストのパフォーマンス映像で追ったドキュメンタリー映画。経済破綻状態にあった1970年代のイギリスで、市民が抱いていた怒りは第2次世界大戦後に増加した移民たちに向けられました。街は暴力であふれ、黒人やアジア人が襲われるなか、レッド・ソーンダズを中心に発足した「ロック・アゲインスト・レイシズム(RAR)」は、人種や生まれによる差別の撤廃を主張。
ザ・クラッシュをはじめ、
トム・ロビンソン、
スティール・パルス等の音楽と結びつき、1978年4月30日、約10万人によるデモ行進の終着地となった英ロンドン東部のヴィクトリア公園では、彼らが出演するライヴが行われました。字幕監修を
ピーター・バラカンが担当しています。