〈FUJI ROCK FESTIVAL 2025〉での初来日も迫っている、スコットランド出身のエレクトロニック・アーティスト、バリー・キャント・スウィム(Barry Can't Swim)が、7月11日(金)にリリースするニュー・アルバム『Loner』より新曲「All My Friends」を配信。また、O2 Brixton Academyで行なわれたロンドン公演で同曲を演奏したライヴ映像も公開しています。
「All My Friends」は、バリー・キャント・スウィムがプロデューサーとしてもソングライターとしても才能を発揮した、意図的に練り上げられた楽曲。まるで完璧な夏の日を思わせるような、明るくリラックスしたビートで始まり、徐々に鮮やかでありながらも穏やかなドロップへと展開していき、澄んだソウルフルなヴォーカルと、巧みに選び抜かれたリズムの組み合わせが、美しく魅惑的な音の風景を作り上げています。
同曲を含め、バリー・キャント・スウィムはアルバム『Loner』から、これまでに7曲を公開しています。疾走感あふれるアップ・テンポな「About to Begin」と柔らかく対照的な「Cars Pass By Like Childhood Sweethearts」、カリ・ウチスのヴォーカルをサンプリングした「Still Riding」、billboard誌で「今週の注目エレクトロニック・トラック」のひとつにも選出されたO’Flynnとのコラボレーション・シングル「Kimpton」、陶酔感あふれるエレクトロニック・サウンドで、最近のライヴでも好評を博している「Different」、抽象的な新たな方向性に挑戦しており、彼自身のサウンドの限界を押し広げた1stシングル「The Person You’d Like To Be」。
2023年10月のデビュー・アルバム『When Will We Land?』で、いきなりマーキュリー賞ノミネートを果たした新星バリー・キャント・スウィムは、これまでのキャリアで行なった全てのヘッドライン公演がソールドアウト。特に、2024年11月のロンドンのブリクストン・アカデミーでの3公演のチケットは、わずか2時間で1万5千枚が完売。また、昨年の〈グラストンベリー・フェスティバル〉でもPark Stage史上最多の観客を集めた圧巻のパフォーマンスを披露し、〈コーチェラ・フェスティバル〉でも満員の観客を魅了しました。