ケミカル・ブラザーズやウィリアム・オービットとの共演でその名を知った方も多かったはずな、UKの才女“ベス・オートン”が、前作『セントラル・リザヴェイション』から約3年ぶりとなるニュー・アルバム『Daybreaker』をUSで7月30日にリリースすることになった。

　そのゲスト参加しているアーティストの豪華さで、すでに海外のメディアでは話題となっている今作だが、それもそのはずだと素直に納得してしまうほど、その顔ぶれはかなり豪華なものだ。それも、エヴリシング・バット・ザ・ガールのベン・ワットや、ケミカル・ブラザーズ、ウィリアム・オービットといった過去にも共演済みである人たちだけでなく、今、世界を騒がせているアーティストの一人である“ライアン・アダムス”や、言わずと知れた元スミスのジョニー・マー、そして、カントリー・ロックの女王“エミルー・ハリス”など、その多彩な顔ぶれには驚愕。やはり、あの心表れる天使のような歌声を持つ彼女とは、誰しも共演を望むものなのでしょうかね？
　フォークが持つアコースティックな感覚と、トリップ・ホップなどに代表されるようなダウナーなビートを融合した“現代的なフォーク”とでもいえるサウンドが特徴である彼女の作品は、どれも一言では語れない不思議な魅力を持ったものばかり。豪華なゲストを迎えた今作においても、その独特の魅力は不変であるはずなので、是非ともみなさんも、その不思議な魅力を体験してみてください。