ブラジル音楽シーンを代表するミュージシャンの1人、
ジルベルト・ジル(Gilberto Gil)が1975年から82年の間に発表したアルバム7枚が日本初CD化されます。10月27日にリリースされるのは、以下の3タイトル。『ヘファゼンダ』(BOM-1801 / 写真)『ヘファヴェーラ+2』(BOM-1802)『モントルーのライヴ』(BOM-1803)。すべて税込1,890円です。各アルバムには中原仁さんが書き下ろした詳細なライナーノーツを封入。さらに、今回のリリースのためにリマスターを施し、音質も大幅に良くなっています。
また、ジルベルト・ジルと
カエターノ・ヴェローゾが中心となった1967〜8年にかけてのカルチャー・ムーヴメント、トロピカリアを追ったドキュメンタリー映画『トロピカリア』が新宿・バルト9で現在開催中の第9回ラテン・ビート映画祭にて上映されています。当時の貴重な映像とジルベルト・ジル、カエターノの2人をはじめとする関連ミュージシャンへのインタビューで構成された充実の仕上がりで、製作総指揮は『シティ・オブ・ゴッド』の
フェルナンド・メイレレスです。東京での上映は残すところあと一回(5日18:30〜)。映画祭は今後、横浜、大阪、京都、博多での開催も決定しています。詳しくは映画祭オフィシャル・サイト(
www.hispanicbeatfilmfestival.com/index.html)をご覧ください。