ファミコンに象徴される8ビット・サウンドと、カオティックなハードコア・サウンドを融合させた、いま注目のジャンル“ニンテンドーコア（Nintendocore）”。シーンを担うバンドの一つ、ホース・ザ・バンド（HORSE the band）がついに日本デビュー！　アルバム『ナチュラル・デス（A Natural Death）』（写真）を日本でも発売します。

　ホース・ザ・バンドは、ロサンゼルスで結成された5人組バンド。バンドには設定があり、“過去と戦い、未来を作り直すため、2027年に結成された5人の神によるバンド”とされています。活動は2000年頃より開始され、これまでに『Secret Rhythm of the Univers』（自主制作盤／2001年）、『R. Borlax』（2003年）、『The Mechanical Hand』（2005年）といったアルバムを発表、ピコピコの電子音と結ばれた独特のスクリーム・ロックが評判を集めています。

　今回発売される『ナチュラル・デス』は海外では2007年夏に発売済。新たに大手のKoch Recordsへと移籍し、叙情的なフレージングをも垣間見せた意欲作となっています。3月26日発売の日本盤（VICP-64099　税込2,100円）にはボーナス・トラックを3曲収録。彼らのMySpaceページでは試聴も可能となっていますので、ニンテンドーコア未体験の方はまずは訪れてみては？
　なお彼らは、アルバム発売前に日本でのツアー開催も決定。3月14日に千葉・柏REDBOMP、3月15日に東京・下北沢ERA、3月16日に大阪・心斎橋SUNHALL、3月17日に東京・渋谷EGGMANにて行なわれます。