ヤコブ・ブロら現代ジャズの第一線で活躍するジャズ・プレーヤーたちは、何を考え、何を感じているのか。貴重なレコーディング風景や日常を、14年もの歳月をかけて追い続け、ジャズの生まれる瞬間をとらえた音楽ドキュメンタリー映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ――ジャズが生まれる瞬間――』。今年2月に日本公開され、話題となったこの映画のDVDが、10月1日(水)に発売されます。
この映画は、デンマークの実験的ドキュメンタリー映画監督、
ヨルゲン・レスとアンドレアス・コーフォードが、ジャズ・ギタリストのヤコブ・ブロを追って、彼と共演してきた世代や国籍を超えた音楽家たちの生き様と交流を描いたもの。“ただひたすらテープを回す”という伝統的なジャズの手法で撮影されたレコーディング風景や、ジャズ・プレーヤーたちの日常に加え、彼ら自身が演奏することの感覚や音楽の意味について語ったポートレートが記録されています。出演はヤコブ・ブロ、
リー・コニッツ、
ポール・モチアン、
ビル・フリゼール、
高田みどり、
マーク・ターナー、
ジョー・ロヴァーノ、
ジョーイ・バロン、
トーマス・モーガン、
マンフレート・アイヒャーほか。
また、ヤコブ・ブロと高田みどりはコラボレーション・アルバム『
あなたに出会うまで−Until I Met You−』を9月12日(金)に発表。10月4日(土)と5日(日)の2日間、長野・五光牧場オートキャンプ場で開催される音楽イベント〈EACH STORY〉にデュオで出演します。