2026年にソロ・デビュー30周年を迎える
カジヒデキが、記念イヤーに向けてのキック・オフとなるEP『START A SUMMER』を7月23日(水)にデジタル・リリース。本作には、カジをデビュー時から支えてきた
NEIL AND IRAIZAの2人(
堀江博久&
松田“CHABE”岳二)が全面的に参加しています。
『START A SUMMER』は、“夏”“ヴァカンス”をテーマに、季節の夏の始まりと“人生の夏”を描いたご機嫌なサマーEP。制作には盟友NEIL AND IRAIZAに加え、ゲスト・ギタリストとしておとぎ話の牛尾健太、コーラスには前作『BEING PURE AT HEART〜ありのままでいいんじゃない』(2024年)にも参加したミサトとアマイワナが加わり、彩りを添えています。
なお、カジヒデキは7月26日(土)より東京・新宿 ROCK CAFE LOFT公演(ソロ出演)を皮切りに、全国6ヵ所7公演の〈START A SUMMER TOUR〉をスタートさせます。
[コメント]『夏がはじまる』の『夏』は季節の夏でもあり、比喩的に使われる人生の夏でもある。
かつて小西康陽さんがカヒミ・カリィさんに楽曲提供された曲に『私の人生、人生の夏』という曲がある。その後多くの方に歌われ、小西さんご自身もセルフカバーをされている名曲中の名曲。
タイトルを読んだだけで、大きな大きな夏の青空ともくもくと巨大な入道雲に包み込まれるような壮大なイメージが目に浮かぶ。そしてそこには赤と白のストライプのデッキチェアがあり、白いフレームのおバカなサングラスがあり、西瓜がある。ビーチ・パラソルやレモネード。ビキニ姿で微笑む女の子がいるかもしれない。
60年代のフランスやイタリアのヴァカンス映画の数々。80年代だったら『海辺のポーリーヌ』。本当はベン・ワットの『North Marine Drive』やマリン・ガールズの『Beach Party』のような小作品を作るつもりだった。でもなぜか南仏のビーチに辿り着いてしまったのだ。今回はここに来るはずじゃなかったのに。
でも、きっとここがパラダイス!!
古くからの友人や若い友人たちと一緒に “小さな夏のミニアルバム” を作りました。
ここから僕の『人生の夏』がはじまります。
一緒について来てくれたら嬉しいです。――カジヒデキ