「その才能が道を開いた」――非凡な才能を見出され、わずか6歳でロシアに留学した天才少女、
松田華音。あの世界的ピアニスト、キーシンを生んだグネーシン音楽学校で高度な音楽教育を受けた彼女は、現在18歳です。昨年9月から1年間は日本の文化庁が派遣する研修員として研鑽を積み、今秋からは、モスクワ音楽院にてロシア政府特別奨学生(日本人では初)として修練に励んでいます。そんなロシア育ちの魂をもつ彼女のデビュー盤
『松田華音デビュー・リサイタル』(UCCG-1689 2,800円 + 税)が11月5日(水)にリリースされます!
エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクールでのグランプリ受賞(7歳)に始まり、グネーシン音楽学校在学中に数多のコンクールで優秀な成績をおさめ、2013年グネーシン音楽学校で最優秀生徒賞を受賞した松田。外国人が同賞を受賞するのは開校以来初めての快挙です。彼女の演奏を聴いたマスコミや著名人、また共演者は揃って賛辞を唱えます。彼女の演奏は美しいというだけではなく、強いメッセージ性を持ち、豊かな感情の発露とともに聴く者の心に届けられるのです。
本アルバムに収められた作品の数々は、彼女が長年弾き込んだ愛着のある楽曲。日本とロシア、2つの国からその才能が認められた松田のデビュー盤にふさわしく、非常に密度の濃い内容となっています。クラシック・ピアノ界の新しいスターの奏でる音楽、ぜひお聴きください。