常にアイドル・シーンで熱狂を生み出し続けるお祭り系人気ガールズ・アイドル・ユニット、
FES☆TIVE 。新メンバー・本多しおりが加入し、新たに6人体制となり、超豪華作家陣で制作される16枚目となるシングル・リリースも発表されるなど、今後の動向に期待が集まっています。そんなFES☆TIVEが、6月29日に新体制お披露目ライヴを神奈川・横浜 1000clubにて開催しました。
晴天に恵まれ、汗ばむほどの気温でもう夏を間近に感じさせたこの日。全14曲全身全霊のパフォーマンスで、最高のステージを繰り広げました。また、このライヴ後には、新曲「
HUMAN NATURE WORLD 」のミュージック・ビデオが初公開。さらに、シングル・リリースに伴い、7月1日(土)からリリース・イベントも開催されます。加えて、8月30日(水)、31日(木)には〈赤レンガスプラッシュ祭〉の開催など、楽しみな夏を控えています。6人のFES☆TIVEのこの先の動向も楽しみにしたいところです。
[ライヴ・レポート] 開演するとまずはOPENINGとして、5月30日に新メンバー加入発表の際に公開された映像が流れた。そして、FES☆TIVEのステージの幕開けを告げる出囃子のSEが流れると、観客は一斉にクラップを開始。楽しみが跳ね上がる中、メンバーが登場し、会場は歓声の渦で包まれた。 新体制お披露目ライブ1曲目は前作のシングル「ニホンバレデンセツ」で幕開け。“アッパレ”などFES☆TIVEを連想させるような歌詞が特徴で、その中でキャッチーなダンスを魅せる。早速、ジャンプとコールが巻き起こる。続けて、キョンシーを想起させるダンスなど中華をテーマのナンバー「カンフーミラクル〜愛〜」を投下。赤いレーザー、赤い照明が灯される中で力が漲るアクトを展開。熱くて激しいパフォーマンスを見せ、ファンも両手を上げて楽しんでいった。そして、その後のMCでは、新メンバーの本多しおりが温かい拍手で迎えられていた。 次のブロックでは、“日本のおもてなし”を意識したサウンドとダンスが印象的な「ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!」、夏の爽やかさのある「夏色とりどリボン」、FES☆TIVEの代表曲「OIDEMASE!!〜極楽〜」で盛り上がりを増幅させていく。数多くのサイリウムが光り、横移動、回転などで全員が熱狂していく姿が見られ、会場の温度を上げていった。新衣装に触れたMCの後に8月2日(水)にリリースするシングル曲を初披露。タイトルは「HUMAN NATURE WORLD」で、シングルの表題曲である。カラフルな照明とピコピコと心打つ電子音が強く鳴る中で、ラインダンスを多用しつつ、振りコピのしやすい振り付けを行い、初見ながらもファンは大盛り上がり。間奏では全身を使った激しいダンスも。そんな姿に圧倒されるオーディエンス。そしてMCの間に全員がTシャツに着替えた後、次もNEWシングルからカップリング曲「色違いサンダル」を初披露。可愛さとダイナミックが同居しながら全員が綺麗に揃ったダンスはとても魅力的。加えて気持ちの込められた綺麗な歌唱も必見だ。メンバーが既に好きと語るこの楽曲もこれからファンに愛されていくに違いない。 ライブ後半に差し掛かり、まだまだたたみかけていくFES☆TIVEの6人。ライブ映えする大人気の楽曲「シダレヤナギ」では、“ソイヤ!”など会場に声が響きわたり、「大江戸爆裂花火姫」ではメリハリのあるパフォーマンスを見せてくれていた。どちらでも力強い歌声を解き放つ。この2曲で爆裂にテンションが上がり、より一層ヒートアップ。美しい旋律と綺麗な歌唱を奏でる「夏リア旋律」で表現力の高さを見せ、「Landmark」でも連携の高さを見せる。本編最後は「マジカルパレード」。みんなが大きく跳び、一緒に歌い上げる一体感が見られた。この楽曲の定番となっている間奏の煽りは辻こはるが担当。ウェーブをして最後まで心を一つにしていた。 本編を終え、メンバーがステージを去ると、大歓声のアンコールが起こり、「人類!WE ARE ONENESS!」のイントロがかかってから再登場。壮大なこのナンバーで“save our future”とポジティブなメッセージを届け続け、全員がノリノリとなっていた。そしてこのお披露目ライブのラストは、チアダンスをイメージした振り付けでエールを贈る「しゃかりきトップランナー!」をドロップ。演奏中に土光瑠璃子がバットを持ち、ボールで打つ演出も。さらに、本多しおりの担当カラーである緑色のテープがバズーカから発射。6人は最後の最後まで活力のある姿を見せ、新体制お披露目ライブは大成功で幕を閉じた。締めで、土光瑠璃子が「これから6人体制でのリリースイベントも始まりますので、皆さんにたくさん来て頂きたいです。FES☆TIVE、これからの夏も盛り上げていきたいです。たくさん応援よろしくお願いします!」と述べた。 VIDEO
TEXT: 石山喜将 PHOTO: ポテヤマムラ