マリンバ&ヴィブラフォンの弾き語りシンガー・ソングライターとして活動する
影山朋子が、これまでに奏者としてレコーディングに参加した作品の中からspotify登録楽曲のプレイリストを作成、発表しています。
折坂悠太、
森は生きている、
ザ・なつやすみバンド、
トクマルシューゴ、kiss the gambler、
高井息吹などの東京インディポップ系アーティストの作品の他、影山が奏者としてのキャリアをスタートした大阪のジャズ・バンド“
TONE QUARTET”や、自身の楽曲も織り混ぜており、“同じアーティストの曲を連続しない”というルールの元作成されています。
[コメント]2006年からマリンバ、ヴィブラフォン奏者として活動を初め、沢山のミュージシャンの皆さまと関わらせていただきました。その中で、素晴らしい作品のレコーディングに参加させていただけたこと、あらためて感謝申し上げます。このプレイリストは、同じアルバムの数曲や、連なった連続する楽曲であっても、“同じアーティストの曲は連続しない”という設定で作ってみました。アーティストそれぞれの音楽性は違えど、全曲マリンバかヴィブラフォンが入っているので不思議な統一感、浮遊感があります。曲の繋がりなど、どの曲も気持ち良く聴けるようにこだわってみました。お楽しみいただけると嬉しいです!
思い出に残っているレコーディングのエピソードとしては、2014年の森は生きている『煙夜の夢』の4:57秒あたりのヴィブラフォンソロっぽいフレーズの演奏で、本録音前の予備練習で何となく弾いたテイクが、リーダーの岡田拓郎くんもエンジニアの葛西敏彦さんも即決で「今のにしよう」と決めてくれたことでした。私の場合はあまり考えず力まずリラックスして演奏している時が一番良いのだなということが分かって、その後のレコーディング時の参考になりました。とても有難い経験でした。その他、20代の頃に参加していた大阪のジャズバンドTONE QUARTETの2ndAlbumは、THE NEATBEATSのMr.PANさんのGRAND-FROG STUDIOで行われたのですが、ヴィンテージ機材が沢山ですごい景色でした。とても素敵な音に仕上げてもらいましたのでその辺りもお楽しみください。――影山朋子