ニュース

アル・グリーン、R.E.M.「Everybody Hurts」のカヴァーをリリース

アル・グリーン   2024/11/19 17:44掲載
はてなブックマークに追加
アル・グリーン、R.E.M.「Everybody Hurts」のカヴァーをリリース
 グラミー賞を11回受賞し、“ロックの殿堂入り”を果たしているソウル界のアイコン、アル・グリーン(Al Green)が、R.E.M.の1992年のヒット曲「Everybody Hurts」をソウルフルな解釈でカヴァーし、11月19日(火)にニュー・シングルとして発表。あわせてオフィシャル・リリック・ビデオも公開しています。

 アル・グリーンによる「Everybody Hurts」は、2023年に発表され絶賛されたルー・リードの「Perfect Day」のカヴァーに続くニュー・シングル。UKシンガー・ソングライターのレイも参加した「Perfect Day」のカヴァーについて、ニューヨーク・タイムズ紙は「ルー・リードの1972年の名曲の豪華な再解釈である」と評し、感傷的なバラードにかけては右に出る者がいないアル・グリーンの才能を改めて証明しました。

 今回取り上げたR.E.M.「Everybody Hurts」は、1992年に発表された彼らの8枚目のアルバム『Automatic For The People』に収録。米国オルティナティヴロック・バンドのシングルとして、翌年にヒットを記録し、CMや映画など多数のメディアに用いられてきました。

 アル・グリーンは「Everybody Hurts」のカヴァーについて「我々が“Everybody Hurts”をスタジオでレコーディングしていた時、私はこの曲に大きな重圧感を感じ、少し希望と光を付け足したいと考えました。暗闇の時代を打ち破ることができる光は、常に存在するのです」と説明。一方、R.E.M.のフロントマンであるマイケル・スタイプは、「バンド全体を代表して言わせてもらうと、これほど光栄で、こうれほど有り難いことはありません。本当に恐縮させられます。我々にとって偉大な瞬間です」と喜びのコメントを寄せています。

 アル・グリーンは、「Everybody Hurts」の録音にあたり、今年の初めに米テネシー州メンフィスでスタジオ入り。チャールズ・ホッジス(og)、リロイ・ホッジス(b)、アーチー・“ハビー”・ターナー(p)からなるハイ・リズム・セクションのメンバーと再会し、さらにウィル・セクストン(g)、ブッカー・T&MGsスティーヴ・ポッツ(ds)も迎えたほか、ストリングスは名門レーベル「スタックス」のレジェンドであるレスター・スネルが今一度アレンジを担当。プロデュースはクレイ・ジョーンズが手掛けています。

拡大表示



photo by David Raccuglia

■2024年11月19日(火)配信リリース
アル・グリーン
「Everybody Hurts」

algreen.ffm.to/everybodyhurts
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ギターミューズRei デビュー10周年 初のベスト・アルバム発売[インタビュー] 突然、しゃっくりのように曲作りが止まらなくなった… 実力派歌手が初のアルバムを発表 高遠彩子
[インタビュー] ふたたび脚光を浴びる作曲家の新作は、フル・オーケストラによるインスト・アルバム 日向敏文[インタビュー] アーバンで洗練されたグルーヴを鳴らす注目の6人組バンド BESPER
[特集] 「柚木麻子と朝井リョウとでか美ちゃんの流れる雲に飛び乗ってハロプロを見てみたい」アフタートーク[インタビュー] 徹底的に音にこだわった ロックとオーケストラの完全なる“融合” GACKT
[インタビュー] イベント〈The Night Unthreads 〜360° floor live〜〉にも出演 00年サウンド再来、CLW[インタビュー] プロデューサー藤井隆が語る 麒麟・川島明のファースト・アルバム!
[インタビュー] スーパープレイヤーぞろいのブラス・アンサンブルが、満を持して発表するバロック名曲集 ARK BRASS[インタビュー] 「私が歌う意味」 自らが選曲したディズニー・ソングで歌手デビュー 檀れい
[インタビュー] 突如あらわれた驚異の才能! 10代の集大成となる1stフル・アルバム Meg Bonus[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015