作曲家の
藤倉大は、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎の生涯に基づく新作オペラ『The Great Wave』をKAJIMOTOの委嘱により制作。2026年2月12日(木)に英・スコットランド グラスゴーのシアター・ロイヤル・グラスゴーで世界初演されます。
『The Great Wave』は約20年にわたりコラボレーションを続ける藤倉と脚本家ハリー・ロスのタッグよる最新作。藤倉がオペラ作品を制作するのは『SOLARIS / ソラリス』(2015年)、『The Gold-Bug / 黄金虫』(2018年)、『A Dream of Armageddon/アルマゲドンの夢』(2020年)に続き、4作目です。
予定されている公演は、2月12日(木)・14日(土)英・グラスゴー シアター・ロイヤル・グラスゴー、2月19日(木)・21日(土)英・エディンバラ フェスティバル・シアターのスコットランドでの4公演。今回のプロダクションには、演出に、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督であり、演劇やオペラなど幅広い作品の演出を手掛ける宮城聰、主役の葛飾北斎役には、俳優としても活躍するバリトン歌手の大山大輔を起用。そのほか、ジュリース・ロツァンノ・ロロン(ソプラノ)、シェンツィー・レン(テノール)ら現代オペラ界で世界的に活躍する歌手が出演、スチュアート・ストラットフォード指揮スコティッシュ・オペラ管弦楽団が演奏を務めます。