ビッグ・ショーンとのコラボレーション曲「KAWASAKI」でも話題となった8人組ボーイズ・グループ、ONE OR EIGHTの楽曲「DSTM」が、アメリカのラジオチャート「メディアベーストップ40」(5月4日〜5月10日付)に日本人ボーイズ・グループとして初めてランクインを果たしています。
「メディアベーストップ40」は、アメリカで最も権威のあるラジオ・チャートで、アメリカおよびカナダの180以上のラジオステーションで再生される曲を集計してランキングを発表。5月4日〜5月10日付のチャートでは、レディー・ガガ、アリアナ・グランデなどトップアーティストたちが名を連ねるなか、トップ40以内にONE OR EIGHTがランクインし、日本のボーイズ・グループ史上初の快挙を達成しています。
その楽曲「DSTM」は、世界的なディーヴァ、リアーナの「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」(Don't Stop The Music)を史上初めて公式にサンプリング。原曲「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」のプロデューサーのスターゲイトが、アメリカの若手作家とともに制作に携わっています。
1983年のマイケル・ジャクソン「スタート・サムシング」(Wanna Be Startin' Somethin')から2007年のリアーナ「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」、そして、ONE OR EIGHT「DSTM」とサンプリングという形で受け継がれているように、“音楽が鳴り続ける限り、僕らの挑戦は止まらない”という想いが「DSTM」に込められています(ちなみに、マイケル・ジャクソン「スタート・サムシング」の“元ネタ”は、カメルーン出身のサックス奏者、マヌ・ディバンゴの「ソウル・マコッサ」(Soul Makossa)です)。
史上初のサンプリングで大きな話題を呼んだ「DSTM」は、リリース後には韓国の歌番組に日本人ボーイズ・グループでは史上最大規模の7番組11回出演を果たし、世界中から注目される存在に。ミュージック・ビデオの再生回数は1000万回を突破し、iTunes Song Chart総合チャートにて、ブラジルおよびフィリピンで1位を獲得。4月にはメキシコシティ、ブエノスアイレス、サンパウロ、ニューヨーク、ロサンゼルスにてファンミーティングが行なわれ、北米および中南米の会場でもシンガロングが巻き起こるなど、海外のファンからも熱烈な反応が寄せられています。
メディアベーストップ40入りは、地球の反対側においても人気と存在感を示しているONE OR EIGHTのグローバルな支持の広がりを印象付けている結果といえそうです。