フリクションの前身バンドである
3/3をはじめ、
チャンス・オペレーション、
ザ・スターリン、フリクション、
渋さ知らズなど、数々のバンドに在籍し、90年代からはDJとしても活動する音楽家・ベーシストの
ヒゴヒロシの未発表アーカイブ音源より、2004年〜2020年までの幅広い活動の中からピックアップした個性の異なる2バンド“和敷”“アンノジョウ”の音源をカップリングしたアルバム『生成り = Kinari』が8月20日(水)にリリースされます。
和敷は、2004年9月〜2010年2月まで国立・地球屋にて開催されたイベント〈シリーズ日本の味〉に出演していたバンド。CDには森順治(笛,尺八,Alt Sax,Bass Clarinet)、川合AKA(三味線)、ヒゴヒロシ(ベース)、倉持整(和太鼓)のメンバーで、2007年から2018年までに行なわれた地球屋でのライヴ音源5曲を収録。日本の伝統的な音楽様式ながら、雑味あふれる、異色の純邦楽が展開されています。ゲストとして長嶌BEM(尺八)、佐藤智彦(Irish Flute)、小山ひとみ(箏)が参加。
また、アンノジョウは、ヒゴヒロシと渋さ知らズのドラマー“
磯部潤”、DUBMARRONICS名義でも知られる京都のギタリスト“マロンちゃん”との3人からなる編成で、2006年7月〜2008年11月頃まで活動。CDには、2007年に高円寺・MarbleTron Studioにて録音された音源と、2006年10月20日の地球屋でのライヴ音源が収録されています。
なお、アルバムの初回分には、CDには収録できなかった、アンノジョウのスタジオ録音曲「Bell Swing」のDLコードが付属。それぞれのバンドの経緯を振り返るヒゴヒロシの解説も必読です。