EVISBEATSが、Nagipanとのコラボレーション・アルバム『萃点』を11月11日(火)にLP、CD、カセットの3形態でリリース。
『萃点』は、2024年にNagipanが和歌山に拠点を移したことをきっかけに、同地に暮らすEVISBEATSと交差、2025年1月から毎週スタジオに集まって続けられたその対話と創造の積み重ねが音楽として結晶化された作品。
タイトルの『萃点』は、南方熊楠が遺した造語「萃点(すいてん)」に由来し、“さまざまな物や事柄が集まり、影響し合う場所”を意味するこの言葉を通して、EVISBEATSとNagipanの2人が、和歌山の風土、神社、山河、そしてそこに生きる人々から受けた印象を音に映し出しました。静けさの中に潜む熱、異なる視点が交差する瞬間、その土地でしか生まれ得ない響きが、ドラマティックでローファイなヒップホップの温もりとともに立ち上がっていき、ジャンルを越え、時間を越え、感情の深層へとそっと触れます。
『萃点』は、現代における「交わり」の記録であり、音の巡礼と言うべき作品に仕上がっています。
フィジカル化に際してはデジタル版にボーナス・トラックが追加収録されます。