今年で結成55周年を迎え、アルバムの全世界トータル・セールス1億5千枚以上を記録している、“生きるロックの伝説”といわれるアメリカ・ボストン出身のバンド、
エアロスミス。彼らと全国に店舗展開する「鳴門鯛焼本舗」が伝説のコラボレーション「エアロ鯛焼き」を復活させ、今年9月6日(土)から全国発売することが発表されました。
「エアロ鯛焼き」は、元々2023年11月に初めて「リンゴ餡」によるコラボ鯛焼きが全国発売されました。ロック界のレジェンドと「日本の鯛焼き」のコラボという意外性で瞬く間に話題となり、店頭の大行列が全国的に発生。あまりにも反響が大きかったため餡の生産が間に合わず発売から数日で完売、1ヵ月後の12月初旬にあらためて再販売した(年明け1月まで販売)…という「伝説」のコラボレーションです。
当時、日本のエアロスミス公式X(Twitter)アカウントでのコラボ発表の投稿は、リポストが5,000越えを記録し、Yahoo!のリアルタイム検索では「エアロスミス」が1位を記録、Xのトレンドでも「エアロスミス」だけでなく「メンバー大げんか」「異色コラボのたい焼き発売」「解散危機の逸話」といった関連ワードがトレンド入りを果たしました。またロックファンが鳴門鯛焼本舗の店頭に行列する異様な姿は、当時各メディアでも大きく取り上げられました。
今回は、エアロスミスの過去20枚のアルバムが、全て復刻CDで発売されることを記念してのコラボレーションとなります。このコラボに当たって鳴門鯛焼本舗が新たに開発した新商品「マンゴークリーム」を提案。マンゴークリームを象徴する鮮やかな黄色が映える「一匹袋」(鯛焼きの外を包む紙袋)には、エアロスミスのロゴと作品復刻についての文字が印刷されています。マンゴーと鯛焼きの組み合わせは大変珍しいですが、鳴門鯛焼本舗から初めて発売される商品となります。9月6日(土)の発売から“餡が無くなり次第終了”という限定商品なので、珍しいマンゴークリームの鯛焼きとエアロスミスとの組み合わせは大変レア度が高く、今回もかなりの反響となりそうです。
エアロスミスは大の「鯛焼き好き」であることは、“知る人ぞ知る”有名な話であり、様々なエピソードが残っています。ヴォーカルの
スティーヴン・タイラー(77歳)は、来日時に鯛焼きにはまって以来、来日した際には東京に到着後まもなく鯛焼きを購入。鯛焼きのことを「日本の神秘」と呼び、ライヴの前に10個も食べたというエピソードもあります。2018年のハロウィンには、自身のインスタグラムにて鯛焼きをかぶったコスプレ写真を公開するほど。
また、ギタリストの
ジョー・ペリー(74歳)も負けずと鯛焼き好きであり、日本のラジオ番組のインタビュー中に「言いたいことがある!鯛焼きは“完全食品”だ」と語ったこともあるほど。他のバンドメンバーも同様に鯛焼き好きで、ファンからの差し入れの鯛焼きを取り合いになって大喧嘩となり、「解散危機」に陥ったという都市伝説まで残されています。
エアロ鯛焼きのコラボレーション復活について、鳴門鯛焼本舗 経営企画室 室長 利川巧真は「2年前にご好評頂いたエアロスミス様とのコラボがこの夏マンゴー味に進化して帰ってきました。今回エアロスミス様が20枚のアルバムを復刻される特別なタイミングで弊社でも特別なものをご一緒にご提供できないかと考え、たい焼きではごく稀な果肉入りマンゴークリームを開発致しました。冷やして美味しいマンゴーを温めることでさらに香り高く仕上げ、とろける果肉、余韻の長い甘さをご堪能頂きたいです。是非ご賞味くださいませ」とコメントしています。
また今回のコレボレーションを記念して、写真投稿キャンペーンも実施されます。“マンゴークリーム”たい焼きを購入したときの鯛焼きを包むオリジナル「一匹袋」の写真とハッシュタグ「#エアロスミスマンゴーたい焼き」をX(旧Twitter)に投稿した方の中から抽選で10名様に、「エアロスミス復刻20タイトルジャケ写Tシャツ」がプレゼントされるので、こちらもファンならずとも是非参加してほしいところです。
エアロスミスは昨年8月にスティーヴン・タイラーが喉の不調を原因に「ツアー引退」を宣言、全世界のロックファンが悲しみに包まれました。しかしその後、今年7月の
オジー・オズボーン引退コンサートにスティーヴンは参加、年齢を感じさせない衰えないヴォーカルと華麗なステージを見せました。また、8月から自身のバンドでソロ・ツアーを行っているジョー・ペリーが「少なくともあと1回はエアロスミスのライヴがあるはず」とコメントを発表するなど、いま再びエアロスミスの再始動への期待は高まっています。バンド自らがプロデュースして20枚の復刻アルバムを着実に発売している今こそ、ぜひとも復活コンサートの開催、そして大好きな鯛焼きのある日本にもやってきてほしい、と願わずにはいられません。それまで日本のファンは、名作アルバムの数々を聴きながら「エアロ鯛焼き」を食べながらその日に想いを馳せましょう。