一夜かぎりの来日公演を9月18日(木)に東京・渋谷 WWWで開催するジャズ・ピアニスト、
アーロン・パークス(Aaron Parks)が、ニュー・アルバム『By All Means』を11月7日(金)に発表します。ベン・ソロモン(ts)、
ベン・ストリート(b)、
ビリー・ハート(ds)とのカルテットで録音。収録曲「Parks Lope」が公開されています。
パークス、ストリート、ハートの3人は、2017年にECMから発表したアルバム『
ファインド・ザ・ウェイ』で共演していますが、そのトリオでふたたびプレイしたいというアーロンの希望により、今回のレコーディングが実現しました。収録曲はすべてパークスが書き下ろした新曲。ストリートが共同プロデューサーを務めています。
新作について、アーロンは「この作品が過去のアルバムとまったく異なるものだとは思っていない。これはジャズの伝統、ブラック・アメリカン・ミュージックの伝統を愛するレコードで、それはノスタルジアや保護ではなく、その系譜や連続性の中で生きるということを意図しているんだ。アルバム・タイトルもそれを意味していて、それは大きな肯定であり、“パーティに参加しよう”という意思表示なんだよ。そして何よりも一緒に演奏すること、曲の中で互いに即興で演奏することの喜びがテーマとなっていて、ただ音楽を愛することについて表現しているんだ」と語っています。