シンガー・ソングライター“遼”によるソロ・プロジェクト“
Little Black Dress”が、10月3日に大阪・梅田Zeela、10月4日に東京・代官山ORD.にてワンマン・ライヴ〈Little Black Dress『AVANTGERDE』メッチャいいじゃんライヴ〉を開催しました。
この公演は7月にメジャー初のフィジカル・リリースとして話題となった最新アルバム『
AVANTGARDE』を携えて行ったリリース記念ライヴ。この度、東京公演のライヴ・レポートが到着しています。
大阪・東京のワンマン・ライヴが終了したばかりのLittle Black Dressですが、10月11日(土)・10月12日(日)・10月13日(月・祝)に大阪で開催されるライヴ・サーキット〈FM802 MINAMI WHEEL 2025〉の10月13日VARON会場にも出演予定です。
[ライヴ・レポート] Little Black Dressの「メッチャいいじゃんライヴへようこそ〜!」という声と共にアルバムリード曲である「アヴァンギャルド」がスタート。「Lonely Shot」ではテキーラに見せかけた酒瓶から“飲み干す”パフォーマンスで盛り上げたかと思うと、「中身はほうじ茶です♪」と茶目っけたっぷりに話し、クールな印象のパフォーマンスとはギャップのあるトークで魅了する。
LIVEはサポートメンバーにKey. DEVIN木下、Gt. Moe、Gt. 岡聡志、Ba. 萩原みのり、Dr. 番田渚奈子を迎えた特別演出。バンド演奏がガツンと映える「PLAY GIRL」「チクショー飛行」とアルバム収録曲で勢いをつけ、「ちょーかわいい」「だるま落とし」と過去曲も出し惜しみしない。上京ソング「十人十色」から「優しさが刺となる前に」「猫じゃらし」と雰囲気をがらりと変え、芯のある音色と共にその歌唱力で強く歌い上げた。
軽快なメロディと共にイントロでピースフルなバンド紹介を挟んだ「名もなき花」を披露すると、続けてTBS特番『音楽の日』出演時にカバーして話題となった楽曲「君は1000%」をLIVE初披露(※前日の大阪公演でも披露しております)。オーディエンスもリズムに合わせて大きく手を振り笑顔が溢れた。
「恥じらってグッバイ」「太陽にピース」でファンとともに祝祭感溢れる空間を作り上げ、本編が幕を閉じた。
客席からアンコールの声が響くと、ニューグッズのメッチャいいじゃんTシャツに着替えたLittle Black Dressとサポートメンバーが再登場。みんなでタオルを回して盛り上がる楽曲「メッチャいいじゃん!」では同じくニューグッズのメッチャいいじゃんタオルを片手に、会場が一体感に包まれた。
続いて「一緒の空間で音楽を分かち合える幸せを感じています。また会いましょう!」と挨拶し、また会える日を願って「マロニエの花」を披露。
全公演が終了したかと思ったところ、「もう一回やります!」と最後にアルバムのリード曲「アヴァンギャルド」をパフォーマンス。嬉しいサプライズにファンの熱も冷めやらぬ中、Little Black Dressはファンに手を振り、笑顔でステージを後にした。撮影: 木内和美