2023年のデビュー・アルバム『
Aperture』が賞賛されたニューヨーク出身のアーティスト、
ハンナ・ジュダグー(Hannah Jadagu)が、2ndアルバム『ディスクライブ』を11月19日(水)に発表します。この新作から「Gimme Time」「Doing Now」「My Love」の3曲が公開されています。
デビュー作が『The New York Times』や『NPR』といった大手メディアから熱烈な賞賛を浴びた後、ジュダグーはキャリアの開花によって、恋人との関係を断たれました。壮大な新作では、その隔たりと格闘し、肉体を超えた繋がりを見出し、その過程で自身の声を強めていく彼女の姿が描かれています。
一方、その距離は、ジュダグーに新たなサウンドの次元を探求するきっかけを与えました。夏の間カリフォルニアに移り住んだことで、彼女は新たなコラボレーターと出会い、アナログシンセサイザーやドラムマシンで実験する機会を獲得。デビュー作は、温かみのある音を持ったギターがメインの楽器でしたが、「ギターに対する自分の身体的な記憶が、その楽器の演奏を妨げている」と、彼女は感じていました。アルタデナにあるプロデューサーのSora Lopezのスタジオで作業し、パリに住む『Aperture』の共同プロデューサー / コラボレーターであるMax Babyと数曲リモートで作業したジュダグーは、デビュー作の歪んだギター・メロディとはまったく異なる彼女独自のサウンドを新作で作り上げています。