米シカゴのゴア / テック・デスメタル・パイオニア、
BROKEN HOPE(ブロークン・ホープ)のヴォーカリストとして、バンド結成時より活躍していたJoe Ptacekが1月20日に死去。銃で自らの命を絶ったとのこと。37歳でした。
BROKEN HOPEは1988年結成。オールドスクールなテクニカル・デスメタルと、ヘヴィなブレイクダウンを導入した
DYING FETUS(ダイング・フィータス)やINTERNAL BLEEDINGへと繋がるニュースクールやゴア・メタルへの橋渡し的存在として、後続に絶大な影響を及ぼします。
Joeは1991年の1stアルバム
『Swamped In Gore』から目下の最新作
『Grotesque Blessings』(1999年)まで、不動のヴォーカリストとして活躍。強烈ブルータルなガテラル・ヴォイスでファンを魅了していました。2000年以降BROKEN HOPEの活動は停滞していましたが、近年再開の兆しを見せていました。
Joeとは高校生時代からの友人であるBROKEN HOPEギタリスト、Jeremy Wagnerのステイトメントによれば、最近のJoeは前向きで、楽しそうに見えたとのこと。活動再開を前にした悲劇、残念というほかありません。ご冥福をお祈り致します。