サックス奏者のドナルド・ハリソンを叔父に持つニューオーリンズ出身の実力派若手トラッペッター、クリスチャン・スコットの約2年半ぶりとなるニュー・アルバム『イエスタデイ・ユー・セッド・トゥモロウ』（UCCO-1092〜3 税込2,500円 / 写真）が2月10日にリリースされます。

　本作はマイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンなど彼が敬愛する60年代のジャズを彷彿とさせるストレート・アヘッドなオリジナル・ナンバーを中心に構成されており、1曲ではトム・ヨーク「ジ・イレイザー」のカヴァーを収録。伝統を大切にしつつも、若手らしい瑞々しい感性を吹き込んでいます。

　さらに日本盤限定で、2008年に逝去した偉大なるトランペッター、フレディ・ハバードの名曲5曲を演奏したボーナス・ディスクが付属。次世代を担うトランペッターとしてのクリスチャン・スコットの資質を存分に堪能できる一作となっています。