2003/03/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
今や一大パンク・バンドとなった
“RANCID”。結成からのオリジナル・メンバーといえばTim Armstrong(vo,g)、Matt Freeman(b)の2人。そしてこの2人が在籍していたSKA-PUNK界のカリスマ、すでに伝説ともなっているバンドが“OPERATION IVY”! 2年間という短い活動なのにもかかわらず、イースト・ベイ・パンク+2TONE SKAで生み出した名曲の数々には、未だ色あせない輝きがてんこ盛り! Reel Big Fish、Long Beach Dub Allstars、The Hippos などが参加したトリビュート盤『TAKE WARNING - Songs of Operation Ivy』が出れば、日本のSKAバンドたち(POT SHOT、Gelugugu、Doberman)による『Tribute to Operation Ivy』も。その界隈では聴き継がれていくであろう、永遠のバンドなんです。
1989年に1stアルバム『ENERGY』をリリース、それからすぐに解散へと至ってしまいましたが、個々は離れてもメンバーたちは元気にバンド活動を続けているわけで・・・・・・。と思っていたらOPERATION IVYでヴォーカルを務めていたフロントマン“Jesse Michaels”がBIG RIGを経て深い沈黙に入った後、見事前線へと復帰してくれた素晴らしきバンド“COMMON RIDER”がなんと解散! 何とも切ないですねえ・・・・・・。
Squirtgun、Screeching Weaselというポップ・パンクの名門バンドからメンバーを呼び寄せ、Jesseを中心に結成されたCOMMON RIDER。Operation〜が急激に進化を遂げた完成形“SKA-PUNK”に改めて聴き惚れた御仁も多かったことでしょう。昨年には3年ぶりとなった2ndアルバム『This Is Unity Music』をリリースし、またもや史的名盤を打ち立ててくれていたのですが・・・・・・。不仲などではなく、方向性の相違というのが原因のよう。メンバーのこれからに期待して、1st『Last Wave Rockers』、2nd『This Is Unity Music』、改めて聴き直しましょう。